孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

世襲、世襲と人馬は進む ♪ ・・・

2018年10月13日 | 英語関連
今や、日本国内だけでなく、海外でもいたるところに「ユニクロ」は出店している。

当然のことで、私がとやかく言ったところで、どうなるものでもないのだが、この手のチェーン店は、どの店も店構えはもちろんのこと、店内のディスプレイから、店員の所作や態度、言葉遣いまでほとんど同じなのは、気持ち悪い。

前に、このブログのどこかで書いたかもしれないが、シンガポールに赴任している時、フラッとTシャツでも買おうかと入った、ユニクロの女性店員の顔つきや話し方が、日本のユニクロの女性店員のまんまで、無性におかしかった事がある。

女性店員ならまあそれでも良いが、あそこは男性の店員まで、みんなナヨっとしていて、何だかスケートの羽生選手みたいなのがレジ係だったりするから、気持ち悪い。

報道によると、そのユニクロの会長が、昨日記者会見をして、「二人の息子を取締役に選任する」と発表したという。

  ユニクロ会長

取締役に選任したのは、二人が経営者になるというのではなく、「・・・自分が不在の時もガバナンスがきくという意味で・・」決して世襲ではない、と強調していたそうだ。

サンドウィッチマンの富澤たけしなら、きっとこうつっこんだところだろう。

 ナニ言ってんの?

普通の会社は、会長がいないときのために、息子を取締役にするものなんですかねえ?? 今朝の報道番組で、このことを街のサラリーマンにインタビューしていたが、その方の答えが面白かった。曰く、「結局あの方の頭は、まだ田舎の中小企業の社長のままなんですよね・・」

最近は、何処もかしこも自分の子供に後を継がせるのが流行っているようで、それはもはや政治屋とかゲーノー人の専売特許ではなくなっているようだ。

 この子何代目??


 これも親子三代??

農家や魚屋などの自営業ならまだ理解できるが、株式を公開している大会社がこういう調子では、聴いている方はドン引きして、鼻白むばかりである。

今にして想ったのは、やはり本田技研は偉大であった、ということだ。

創業者の本田宗一郎と相棒の藤沢武夫は、初めから世襲制を否定した。理由は、会社に自分の息子がいると、どうしても情がうつり、他の社員よりもかわいがってしまい、不公平につながるからだ。

当たり前のようで、なかなか実行できないもので、ホンダ傘下の取引先には、ホンダ宗一郎を宗教のように敬愛する中小企業がたくさんあるが、コテコテの同族会社は多い。



まあ、世襲でもそれなりの結果を出せればいいのだろうが、それがなかなか出来ない例は、腐るほどある。落語界には、掃いて捨てるほど・・・

  こぶ平です。スミマセン!

最近では、人気ゲーノー人の娘が、モデルで売り出されたようだ。こう言っては申し訳ないが、まだ小便臭い15の小娘が、厚化粧をして有名化粧品ブランドの顔になってもいいんだろうか?と、素人ながら心配してしまう。

  興味無し!!


日中戦争のころの軍歌に、「麦と兵隊」というのがある。

♪ 徐州(じょしゅう)徐州と 人馬は進む 徐州居よいか 住みよいか 酒落(しゃれ)た文句(もんく)に 振り返りゃ お国訛(なまり)の おけさ節 髭(ひげ)がほほえむ 麦畑 ♪


「徐州」を「世襲」に替えて、まったり歌ってみましょう、柳井会長さん(笑)。

両手を広げりゃいいってモンじゃないよ。

2018年10月09日 | 社会観察
西洋人は、ちょっと納得がいかないときや、「仕方ないなあ・・」という不満を表す時など、よく肩をすくめる動作をする。我々日本人はやらない仕草だ。

日本人は、「おいで、おいで」をするとき、手首や指4本を自分の方に繰り返し折り曲げるが、あれを西洋人に向かってやると、彼らは奇妙な顔になることがある。

彼らは、自分に対して、「あっちに行け!」と言われているのだと感ずるそうだ。

ちょっとした仕草でも、文化の違いがあって、時にはそれが問題となったりするから侮れない。

数日前、トヨタの社長が何か熱心に訴えている場面をテレビで垣間見た。以前にも同じような光景を観た記憶があり、その時も、「何となく、馴染まない動きだな・・・」と感じたのを覚えている。

  この仕草は日本人離れしてるんじゃない?

いわゆるプレゼンの重要性は、いつ頃から注目されたんだろうか?

会社のトップが自ら自社製品のアピールをすることで、世界中の注目を集めたのは、多分アップル社のスティーブ・ジョブズのiPhone の、すばらしいプレゼンだった。

今でもYoutube でその様子が観られるので、私は機会あるごとに周りに一度観るように勧めている。これは、またすばらしい英語学習の教材にもなるのである。

平易な英語でも説得力あり

簡単で小気味良い映像と、ウィットの利いた説得力のあるプレゼンは、スマホに大した関心が無い私でも、すぐに買いたくなりそうになったものだった。

これに味をしめた企業家たちは、我もわれもと、マネするようになり、中にはスティーブ・ジョブズの著書までちゃっかりパクってしまう者まで現れた。

    


いいプレゼンの重要な要素はなんと言っても、アピールしたい点をいかにうまく論理立てて、説得力を持たせ聞き手に伝えるか、ということだろう。

単純に身振り手振りを真似したところで、似たような効果が得られるかというと、そういうものではない。逆に、その不自然さが滑稽に見えて、何かモノマネでもやってるのか?と気が散ってしまい、プレゼンの中身への興味が薄まってしまう。

 無理してるんじゃない?

今や、自動車業界は大きな変化の過程にあるそうだ。大企業の社長とて、その渦中にあって、相当にうろたえているようだ。

それだけに、肩に力が入って身振りも大きくなるのだろうが、なんか変じゃない、アレは・・・。

名誉監督、ここは一つ「喝!」を・・。

2018年10月08日 | マスゴミ関連
私は、何度も言うが、野球はプロだろうがアマチュアだろうが、今はまったく関心が無くなってしまった。十代の頃までは、高校野球も大きな関心があり、プロ野球もそこそこ好きであったのだが・・・。

熱烈ではなかったが、親父が巨人ファンだった所為か、よく巨人を贔屓にしていたと思う。
理由は覚えていないが、キャッチャーの森昌彦選手が好きだった。

親父がテレビの野球中継を観ていて、森の出番のとき、よく枕詞のように「鈍足の森」と言っていたが、私も強烈な鈍足だったので。それで森が好きになったのかもしれない。

今やセパ両リーグの戦い方の仕組みが変ってしまって、日本一が決まるまでどうなっているかも、私はまったく理解できていない。

ただ、新聞などをチラ見して、今年の巨人の成績は芳しくなく、責任を取って、高橋監督は退陣するようだ。そして、後任候補は原辰徳氏があがっているらしい。

しかし、いろいろ事情があって、なかなか決まらないのは、彼にも脛に傷があるようで、イエロージャーナリズムが、ネタを集めててぐすね引いているのだろう。

 若大将と呼ばれて・・

巨人の選手は紳士たれ!

誰がいつそう言ったのかは知らないが、巨人にまつわるスキャンダルを振り返ると、紳士とは程遠いレベルである事が解かる。

原辰徳氏は、自身の事もそうだが、ご子息の嘉宏氏の麻薬疑惑などがちらついていて、これを聞くと、「またか・・・」と思ってしまう。

  いわゆるチャラ男?


ご子息は、御多分にもれず、親の七光りをふんだんに受けて、好き放題な青春時代を送ってきたようだ。月のお小遣いは何と数百万円だというが、一体どう使っていたのか。

原氏がダメなら、後はあのお方しかいないだろう。

片手をポケットに入れて、「勝つ!勝つ!勝つ!」と選手たちに檄を飛ばす、あの教祖のようなおかたに、「勝つ」ではなく、「喝」を入れてもらえばいい。

  こう打つんだ!

野球人気浮上に一役買うことだろう。

あの方の、息子さんは、麻薬などには、無縁だろう。何せテレビによく出る文化人なのだから。

  コメンテーター然


笑点大喜利、、面白いですか?

2018年10月07日 | テレビ・ラジオ
日曜の夕方の長寿番組「笑点」、人気番組なんでしょうが、アレ、面白いですか?

何となく惰性で笑わされてるだけで、落語家独特の機転の利いた、思わずクスっとする笑いなどほとんど無くなってると思うんですが、いかがですか?

  もはやマンネリか

いわゆる、見え透いた駄洒落や、文化人気取りの政治ネタでウケを狙うのは、ご法度だろう。ましてや、仲間の容姿をネタにしたり、才能の無さをわざとらしい物忘れなどで誤魔化そうとするようでは、もはやあの番組に出演する資格は無いだろう。

私は、落語が大好きで、以前は図書館からCDをよく借りてきたものだった。古典落語が好きで、人情話などは海外に赴任中など何十回と聴いて、同僚にも貸して非常に喜ばれた。

つまらなく感ずるようになったのは、演ずる落語の技量が充分でないのに、真打ちという最高位になってしまう今の制度に一因があると思う。将棋指しなどは、勝たなければ段位が上がっていかない。

親の七光りで、昇進するようでは、質が低下していくのは当然のことである。以前浅草で観たあの真打は、十数分の時間を、つまらない、下らない世間話で費やし、およそ落語と呼べるものではなかった。

 親のお陰で・・

こういう状況を観客が見過ごすことは、伝統芸能をファン自らがダメにしていることになる。テレビ番組とて同じ。視聴者の責任はおおきいのである。

明治の顔だ、本庶氏。

2018年10月06日 | 社会観察
私は世界遺産とか、ミシュランとか、カンヌ映画祭とか、西洋人が日本人に、あるいは日本の何かに賞を与えてくれたという類のニュースでは、あまりはしゃぐことの無いように、自分を律しているつもりだ。勝手に、自分でそう心掛けている。

ノーベル賞は、自然科学分野は別だが、(過去に日本人の功績が西洋人にいくつも盗み取られている経緯はあるが)、平和賞だとか文学賞などは、何となくまやかしがあるなあ、という気がする。

文学など、翻訳の仕方が大きく影響するだろうし、平和賞などでは、多分に政治的な臭いがしてきて、逆に白けてしまうこともあった。

今年の日本人受賞者のことを、今朝の報道番組で伝えていたが、そのお顔を拝見しながらお話を聞いていて、本庶氏のお人柄に感銘した。一本筋がピ~ンと通っていて、こういう方の教えを受けた若者は、大きな影響を受けることだろう。



別に、賞金の5千万円を後進の方のためにと、大学基金に使うように言っていたから褒めるのではない。そもそも、こういう方は金には執着しないのだろうと推察する。

今回の賞の対象になった功績についても、番組で映像を交えて紹介していたが、癌細胞を攻撃している免疫細胞の動画にはテレビの前に棒立ちになって、見入ってしまった。



「科学雑誌に出ているからと言っても、自分の目で確かめるまで、信じない。」

とかく、この世はイカサマだらけである、と感じているのは私と共通しているなあ、と嬉しくなってしまった。

ちょっと前に、青色発光ダイオードの発明と実用化で、他の2名の日本人の方と一緒にノーベル賞を受賞した、中村修二という方がいた。徳島大学の出身で、地元の日亜化学工業という会社に就職して、実用化に成功したが、金銭的な不満から会社を提訴。

日本からアメリカの大学教授になってしまったのだった。日本を捨てて・・・。

 受賞時は米国籍

今、プロテニス界では日本生れ、日本国籍の黒人女性が大活躍である。カタコトの野本後でのインタビューを見ても、日本人だと呼ぶにはちょっと・・・と私は思ってしまうのだが、日本人の快挙だ、とマスゴミは大騒ぎである。

中村修二氏は、ノーベル賞受賞時、すでに日本国籍を捨てていたのだが、マスゴミは「日本人が受賞した!」と大騒ぎしていたのには、何とも調子が良すぎないか?

こういう方と本庶氏を比較するつもりもないし、そんなことをしたら本庶氏に失礼になるだろう。

目つきや話しっぷりが、まるで明治生まれの私の祖父が彷彿と心に浮かんだ。



もちろん、私の祖父と本庶氏を比べるつもりなど毛頭無いのは言うまでもないだろう。

スマートフォン 電気無ければ ただの板

2018年10月02日 | 社会観察
一昨日の台風はすごかった。

丁度日付が変わる頃だったろう。強風で家の屋根が吹っ飛ばされるのではないかと心配で、よく眠れなかった。

台風一過、通勤途中の車窓からも、台風の被害は大小あちこちで窺い知れた。

中でも、空港に繋がる結構広い道路との交差点の信号機が、停電で機能していなかったのには驚いた。行く道、交差する道はどちらも自動車が走っていて、最初私はこれらの自動車は一体何を基準に交差点を通行しているのか分らず、軽いパニックになってしまった。

当然、狭い道路側が交差点で一旦停止して、左右の確認をしてから交差点内を通行しているのだが、見ていて実にハラハラする光景であった。

夕方帰宅する際も、まだ復旧していなくて、真っ暗な交差点を慎重に通過して家路に着いたのだった。途中立ち寄ったコンビニの食品棚には、売り物となるパン、弁当、おにぎり・・一切無かったので、何も買わずに店を出たのだった。

中部電力では、目下全力で復旧作業を行っているのだが、静岡県下の停電が前面復旧するのは、明日以降になるようだ。

今日の夕方のローカルニュースでは、各市町の庁舎では、スマホの充電サービスを提供していることを伝えていた。

  スマホ充電光景

私は目下、遅ればせながらガラケーからスマホへの乗換えを検討中である。スマホの大きさと重さがどうも今ひとつ好きではないので、これまでずっとガラケーで通してきた。(大きさは今のガラケーでも大きいと少々不満なのだが・・・)

行列に並んでも充電しようとするほどスマホに依存しているわけではないので、先の北海道地震や、日曜日の台風を目の当たりにして、スマホはもう少し様子を見てからにしようかと思い始めている。