孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

笑点大喜利、、面白いですか?

2018年10月07日 | テレビ・ラジオ
日曜の夕方の長寿番組「笑点」、人気番組なんでしょうが、アレ、面白いですか?

何となく惰性で笑わされてるだけで、落語家独特の機転の利いた、思わずクスっとする笑いなどほとんど無くなってると思うんですが、いかがですか?

  もはやマンネリか

いわゆる、見え透いた駄洒落や、文化人気取りの政治ネタでウケを狙うのは、ご法度だろう。ましてや、仲間の容姿をネタにしたり、才能の無さをわざとらしい物忘れなどで誤魔化そうとするようでは、もはやあの番組に出演する資格は無いだろう。

私は、落語が大好きで、以前は図書館からCDをよく借りてきたものだった。古典落語が好きで、人情話などは海外に赴任中など何十回と聴いて、同僚にも貸して非常に喜ばれた。

つまらなく感ずるようになったのは、演ずる落語の技量が充分でないのに、真打ちという最高位になってしまう今の制度に一因があると思う。将棋指しなどは、勝たなければ段位が上がっていかない。

親の七光りで、昇進するようでは、質が低下していくのは当然のことである。以前浅草で観たあの真打は、十数分の時間を、つまらない、下らない世間話で費やし、およそ落語と呼べるものではなかった。

 親のお陰で・・

こういう状況を観客が見過ごすことは、伝統芸能をファン自らがダメにしていることになる。テレビ番組とて同じ。視聴者の責任はおおきいのである。