孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

解説者にブーメラン!

2015年04月12日 | 日記
日曜日の朝、サンデーモーニングという報道番組があるが、毎週毎週ニュースの切り口が偏っていて、以前から気になっていた。嫌なら見なければいいのだが、怖いもの見たさというか、どこまで酷くなっていくのか見届けたくて、ついつい見てしまう。

いつも4~5人の「コメンテーター」と、毎日新聞の社員一人が司会の関口某氏に指名されて、順番に意見を披露するのだが、それが何とも味の悪い意見ばかりで、ほとんどの方が相当日本と日本人がお嫌いなのだろうなあ、と思ってしまうのだ。東京五輪招致が決った時など、番組としてはそれが気に入らなかったと見えて、番組冒頭からまるで御通夜のようなムードであった。

政治性のある話題と違って、スポーツの話題になfると雰囲気は一転して元野球選手だった解説者がはしゃぎまくって、「あっぱれ!」とか「喝だ!」とか結果についての勝手な論評をするのが、そのコーナーの売り物になっているようだ。

今朝のコーナーでは、サッカーの三浦選手が48歳でゴールをしたことに対して、その快挙が面白くなかったらしく、「もうお辞めなさい。若い選手に席を譲ってやらないと・・・」とか、「しがみつく必要はないでしょ・・・。」とか引退を迫るような発言をしていた。

野球自体があまり好きになれないので、この解説者が出るスポーツコーナーになるといつもチャンネルを変えていたのだが、今朝たまたま見ていたときにこの発言を耳にして、珍しく「私も同感だ」と思ったのだった。引き際の難しさは何にでも言えるが、いつまでも未練がましく地位にしがみついているのは、見る方も辛いものだ。

ただ、今朝の場合は、辛口の評論をした方も、自分が74歳という老齢であることは棚に上げていたようで、「人のことを言う前に自分のことを考えた方がいい」と思ったの人は私だけではなかったろう。

時々理性を失って感情的になる老人のようなので、他のコメンテーターたちが遠慮がちにしているのが、ありありと判る。彼らも今朝は、きっと三浦知良に代わって、「あんには言われたくはないよ」と心の中で叫んだに違いない。


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