孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

意外なオーナー

2016年05月25日 | 外国ネタ
英国のプレミアリーグで岡崎の所属するクラブ、レスター・シティFCが優勝したそうだ。サッカーのことはあまり詳しくないが、なんでも5000年に一度の奇跡の優勝なのだそうだ。



岡崎は、誰かと違って派手さがなくて、前から好感を抱いていた選手だったので、私も陰ながら応援していた。人口30万人の街で24万人の人が優勝パレードに出たという報道にも驚いたが、私は、このクラブチームのオーナーが、タイの資本家だと聞いて驚いた。

タイの免税店最大手、キング・パワーの会長だそうで、2010年にレスターの経営権を取得していたそうだ。



自動車業界では日産がルノー傘下になったと思ったら、今度は三菱自動車をも飲み込んだようだ。

シャープは、台湾のホンハイ電子工業に買収されたが、台湾といっても会長は支那の方を見ている人だから実際は支那に飲み込まれたようなものだろう。

日本の伝統技術がジワジワと外国に流れていくようで、こういう現象は決して望ましいことではないはずだ。



職場でも最近意外なオーナーを知って驚いたことがあった。高級車、大型車のイメージがあった、英国のジャガー・ランドローバー自動車は、今ではなんとインドのタタ自動車ものだという。



タタ自動車というと、徹底的にコストダウンを目指した、世界一安い自動車「ナノ」で有名な、インドの自動車メーカーだ。



ワイパーは1本しかない。それに助手席のバックミラーもない。さらに、タイヤ・ホイールのボルトはなんと3本である。624ccで、5人乗りの立派な乗用車だが・・



価格は、20万円程度だそうだが、なんだか安かろう悪かろうの典型のような気がして、買うのには相当な勇気が要ると思う。



もともとバス・トラックなどの商用車が主流の自動車会社だったのだが、乗用車に手を出して、今ではマルチ・スズキに次いでインド国内シェアは2位だそうだ。

時代は、「インターナショナル」から、「グローバル」に移った。今時、社名や何かのタイトルでインターナショナルなどという言葉を使うと、かなり古風なイメージに聞えてくるから不思議なものだ。

ただ、この「グローバル」なら、すべていいのかというと、そうでもない。国境を越えて人や情報は飛び交うわけだが、欧州ではなんだか取り返しがつかない状態になっているようではないか。

グローバルと聞いたら、まず眉に唾をつけた方がよい。



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