孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

八面六臂!!日本女子

2016年02月07日 | 日記
泣きべそをかきながら卓球の特訓をする幼い少女のCMがテレビで流れ、その後期待通り一流選手に成長した福原愛さんも、28歳になった。

彼女の後を追って、20歳の石川佳純選手が登場したと思ったら、いつの間にか15歳の平野美宇と伊藤美誠の「みうみま」コンビが大活躍をしている。



元々白人達のお祭りだったオリンピックが、有色人種の活躍の場になってしまい、それならとスタートした冬季オリンピック。

アフリカには雪は降らないから、白人が大活躍できると踏んでいたら、アジアのチビどもがしゃしゃり出て来て、目障りで仕方ない。

北欧発祥のスポーツ、スキーのジャンプなど、札幌オリンピックでは「日の丸飛行隊」が70m級ジャンプで金銀銅を独占した。高校生だった私達は、ジャンプの真似をして大喜びしたものだった。

「青地に金の傘や!」と覚えたので、金メダル・笠谷選手、銀メダル・金野選手、銅メダル・青地選手という三選手の名前を忘れることはない。

日本選手の活躍が忌々しくて仕方ない北欧の専門家達は、ナントカしてこいつらの出番を無くそうと知恵を絞り、「スキー板の長さの規定」を変えたり、ジャンプ用「スーツの規定」を変えたり、体重と身長の比率で制限を加えたり、日本人に不利になるようにめまぐるしくルールを変えてきた。

しかし、その都度日本人選手はルールに従って勝てる方法を考え、白人たちに対抗している。その先頭を走っているのが、高梨沙羅選手だ。



沙羅 敵なし自己記録更新の9連勝!通算40勝目をマーク!!

『ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は6日、オーストリアのヒンツェンバッハで個人第11戦(HS94メートル、K点85メートル)が行われ、高梨沙羅(19=クラレ)が合計257・2点をマークし、連勝を自己最多の9に伸ばして今季10勝目、通算40勝目を挙げた。

 高梨は1回目にただ1人90メートルを越える最長不倒の93・5メートルを飛び、2回目も93メートルと、2位以下をまったく寄せ付けなかった。高梨は今季11戦中10勝と圧倒的な強さを誇っており、通算でも67戦目で40勝目となっている。(スポニチアネックス 2月6日(土)22時46分配信 )』


  高梨沙羅選手の飛行

今年20歳になる彼女は、今や飛べば優勝するという、世界を相手に大活躍するスポーツ選手である。時折テレビで目にするが、優勝した後の現地マスコミのインタビューにも、通訳を介さず立派に堂々とした態度で、謙虚に感想や抱負を述べている。

女子フィギュアスケートも、「真央ちゃん」の後に続く選手が次々出てきて、お互い切磋琢磨している。人数が多すぎて、私など顔と名前が覚えきれない。



これまでは、スター選手が一人いて、後はどんぐりの背比べ的な状況が続いたようだが、女子フィギュアスケートのジュニアは磨けばピカピカ光る逸材の宝庫の様相を呈しているらしい。

スケートに限ったことではないが、選手たちはそのスポーツを通じて人間性を成長させるという意識で日頃の練習に取り組んで欲しい。指導者もそこまで見据えた指導をして欲しいものだ。

現役を引退した後、芸能事務所に所属して、おちゃらけバラエティー番組の人寄せパンダ役になったり、私生活を切り売りしたり浮名を流したりするのを見ると、「子供たちに夢や勇気を与えたい」と言っていた事とはかけ離れてしまっているようで、残念に思うことがある。




今や飛ぶ鳥の勢いにも負けそうも無い高梨沙羅さんは、高校進学先にインターナショナルスクールを選んだそうだ。

その理由は、『海外へ遠征した時に英語が喋れると精神的に余裕ができる』からだという。入学わずか4ヵ月後の2012年8月に高等学校卒業程度認定試験に合格した。早く競技に集中できる体制を整えたかったため1日11時間の勉強をして合格したというから定めた目標に向って着々と努力していたのだった。



彼女を見るといつも、もう一人の世界を駆け巡り八面六臂の活躍を見せてくれる若い女性のことを思い出す。

珍獣ハンター・イモトである。




そういえばこの二人、どことなく似ているようなきがするのだが。世界を相手にしていると似たような面相になるのだろうか?



1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (立石晴香)
2019-07-06 07:05:41
河村めぐみ
返信する

コメントを投稿