孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

体臭という異文化への自衛策

2017年05月03日 | 外国ネタ
事務所の配置換えがあり、私の机の左側にネパール人が移ってきた。

  体臭+ギョロ眼の髭もじゃ

同じチームとはいえ、私と業務内容がほとんどかぶらないため、特に話はしないのだが、非常に困ったことに、彼の独特な体臭の被害に毎日苦しむことになった。

気温が上がってきた日など、窓際の人が気を効かして窓を開けたりしたら、これはもう悲劇である。支那大陸から漂ってくるPM2.5は臭いがないだけまだマシである。

窓を開けた途端、左側から腋臭(わきが)のような悪臭が、ポワ~ンと襲ってくるのだ。

今年から私も本格的な花粉症に悩まされ始めたので、毎日使い捨てマスクをして防御しているのだが、実はこれは事務所のネパール人の体臭対策でもあったのだ。

しかし、今まではそれでも少し離れていたので、これで充分であったのだが、彼が隣に移ってきて、しかも窓から入ってくる外気に混じって彼の体臭が漂ってきた時は、使い捨ての不織布のマスクはほとんど役に立たないことが分った。

  不織布マスク

そこで、私はその翌日から、家の引き出しに眠っていたハッカオイルの小瓶をかばんに忍ばせて出勤したのだった。

これは、夏に出る蚊を寄せ付けないために以前買っておいたもので、家庭菜園などの庭仕事をするとき、肌が露出したところにチョンチョンとつけていた。

事務所で、マスクの内側にこのハッカオイル(ペパーミントオイルのこと)を数滴つけてから着用すると、数時間は効力があって、悪臭を忘れることが出来る。

  100円ショップで買った

ネパール人は既婚者で、奥さんとアパートに住んでいるようだ。奥さんもこういう体臭を持つ身なのかどうか、少し興味があるがこういう不躾なことは流石に聞けない。

さらに、今週末に自動車学校に通っているそうだが、教習所の先生も恐らく彼の体臭には参っていることだろうと思う。

これから夏を迎えて、汗ばむようになると、彼の体臭も多分今よりもっと酷くなるのではないか。私は、先手を打って、先日ハッカオイルを買いだめしてきたのだった。