孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

なっちゃん、英語に興味?

2015年12月28日 | 孫ネタ
神社の掃除と新年を迎える準備に出かけて帰ってくると、玄関にかわいいスニーカーがそろえてあったので、初孫なっちゃんたちが来ているのがわかった。

なんでもケーキを家で作ってきたので、みんなで食べるのだそうだ。



先日、体験学習でひらがな学習の塾に行ってきたら、ほとんどひらがなは読み書きできるので、先生が「これじゃ教えることがないわ・・」とこぼしていたと、お母さんが笑いながら話してくれた。

同年代の子は、せいぜい自分の名前を書けるくらいなのだそうだが、なっちゃんはひらがなはほぼマスターして、今はカタカナに興味が移り、電卓を叩きながら数字を読むのを楽しんでいる。

まだ10の位と1の位の意味が分からず、14を41を混同している様子だ。

居間にある小さな本棚に並んでいる本にも興味があるようで、国語辞典や英和辞典を暇つぶしにパラパラ見ていることがある。

妹のカナちゃんは、ポケット時刻表がお気に入りで、ページをめくっては列車の時刻を調べ、まるで旅行の計画を練っているようで、おばあちゃんはよく「カナちゃん、こんどはどこに旅行に行くの?」とからかわれているのが面白い。

その本棚の端っこに、なぜか英語の絵本が並んでいるのをなっちゃんが見つけた。



『Slanguage』というタイトルのページ数わずか90ページ足らずの絵本だ。
文字通り、Slang と language をくっつけた造語で、面白い慣用句をかわいい絵と短い文でで解説している。

表紙の絵は、「Cart before the horse 」という慣用句で、「馬の前の荷車」、つまり「本末転倒」「前後あべこべ」という意味を表す言い方を絵で説明している。

他にも犬や猫が天からたくさん降っている絵があって、それは「rain cats and dogs」つまり、「ドシャ降りの雨」という意味の慣用句を表している。

表紙の裏側に、「Something to "tickle your funnybone", Always Kathy Tracy」
Merry Christmas 1979 と手書きされている。

Kathy Tracy 先生は、私が滞米中に受けた英語クラスの先生で、メモの意味は「これはあなたの笑いのツボをコチョッとくすぐる本です。」といった意味で、1979年のクリスマスプレゼントに先生から戴いたものだった。

当時は英語クラスといってもあまりにも内容が基礎的で、私は退屈で仕方なかったので、米国のテレビのCMを真似したりして授業の邪魔をしたものだった。

たまにその絵本を手にすると、たちまち35年前にタイムスリップできる。

なっちゃんは、絵本の絵がかわいいので気に入ったらしく、本を持ってきては「おじいちゃん、ここになんて書いてある?」と聞いてくる。



猫が内ポケットに挟んだ舌を見せて、にっと笑った絵が気に入ったらしい。

Cat got your tongue ? という表現は、寡黙な人に対して「どうしたの?猫に舌を取られたの?」と言ってからかう時の常套句である。

なっちゃんにこれを説明するのは難しいので、そこは適当に誤魔化すのだが、なっちゃんは納得するまで次々に質問してきて私を困らせる。

好奇心旺盛な5歳のなっちゃんである。

昔ヨンさま、今ユヅル君。

2015年12月28日 | 日記
もうちょっとすると、福袋を奪い合うオバさんたちの映像がニュースで流されるのがここ数年の元旦のお決まりになった。

高速道路のサービスエリアのトイレ休憩では、オバさんたちは平気で男子トイレに割り込んでくる。「こっち、空いてるわよぉ!」などと大声で仲間に知らせているオバさんを見たことがある。

今はすっかり下火になったが、一時の韓流ブームの頃は、レンタルビデオ店の韓流コーナーにはいくつものDVDを入れた籠を抱えたオバさんたちがひしめき合っていた。

ヨン様、ヨン様とはしゃぐオバさんたちは、今でもヨン様に夢中なのだろうか?



今朝の報道番組では、北海道のスケート場にはるばるやってきた関東や関西のオバさんたちにインタビューしていた。もちろん「ユヅル君」の応援をするためである。



今やオバさんたちは、あのスケートをする少年を「神」と呼んでいるそうだ。

醸し出す雰囲気としては、ヨン様もユヅル君も共通点があるようで、もしかしたら以前ヨン様の追っかけをしていたオバさん達が、男らしさをほとんど感じさせない、ナヨっとする雰囲気をもったスケート少年に乗り換えたのかもしれない。

 

そうではないとしたら、追っかけオバさんたちが、こうも似通っているのはどうしてなのだろうか。

結果、ゆすり、たかりが続く。

2015年12月28日 | 日記
昼のニュースでは、外務大臣が韓国入りして、10億円規模の基金創設で決着する意欲だと伝えていたが、それが事実なら失望で声が出ない。

ありもしないことを騒ぎ立てて脅し、ゆすればいくらでも金を出すお人よし連中だということを、またもや露呈するつもりらしい。



外務省に入省して間もなく、ハニートラップまがいの接待攻勢で言い成りにならざるを得ない状態にさせられたお役人達が暗躍して、年の瀬の外務大臣のカモねぎ外交につなげたわけで、このままではまた来年以降も、海外に住む邦人たちは肩身の狭い思いをして暮らすことになるだろう。



ヤクザは金づるだと見込んだら徹底的にしゃぶり尽くす。

安倍総理は十分承知しているものと信じて疑わないが、今回の外務大臣への指示に関しては大きな疑問を感じてしまう。

清らかな気分で新年を迎えたいものだが。

注連(しめ)飾りに紙垂(しで)を挟んで・・

2015年12月28日 | 日記
来年は6年に一度巡ってくる、秋のお祭りを仕切る順番が、我家が属する15軒の班にやってくる。

農村の丘にある楠木の大木を御神木とする小さな神社の秋祭りで、いつの頃からかお神輿を造って区内を引き回したり、境内に舞台を作ってカラオケや舞踊などを楽しむようになった。

私が子供の頃は、地区の恐らく8割以上の家が農業に従事していたので、稲刈り後の秋祭りはそれなりに、収穫を祝う秋祭りという大義名分が子供なりに何となく分かっていたが、今は地域社会も大きく変化して、専業農家は地区でも数軒だけになり、兼業農家も含めて、農業に従事する年代は多分60代後半~70代だと思われる。

ほとんどの家庭は、近隣の工場や商業施設に勤める会社員やパート従業員として得る給与が生活の糧となり、その仕事の時間帯も三交代あり、遅番・早番あり、残業ありで、週末だからといって休める家庭ばかりではない。

必然的に、地域社会は昔と比べて近所づきあいが希薄になっていき、ちょっと家を離れるときなど玄関に鍵など掛けたことはなかったのに、今ではそんなわけにはいかない。

見かけたこともない「よそ者」がウロウロしていることもあり、実際日本語もたどたどしい色黒の男が家の前の納屋を覗き込んで、要らない自転車やバイクなどないか尋ねてきたこともあった。

昨日は、新年を迎えるために秋祭りの当番班が神社の清掃と注連飾りの付け替えをおこなった。



今年収穫した稲わらで作ったしめ飾りを神殿や神木、手水舎などに飾り、境内に落ちた枯れ葉を竹箒で掃き清めた。



神木は樹齢200年以上といわれる楠木で、まさに神木と呼ぶにふさわしい風格がある。しかし、数年前神社のすぐ裏を第二東名が通って以来、地下水の流れが変わったということで枝が枯れ始め、長老達が心配していた。



雷雲と雨と稲妻をわらと和紙でつくり、その神聖な領域であることを表すしめ飾りは、その由来を知ればより神妙な気分になるから、不思議なものだ。