まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

青梅は 影も静かに 瓶の底

2011年06月16日 | 自然ありのままに

  さて、昨日・・・、「こんなに気持ちのいい梅雨はない・・」と書いたら、今日はずんやりと雨の一日になった・・。

 

 雨なんだけれど、気温は16度と低くて、湿度も62%ほどしかなくて、肌寒い一日で、Tシャツの上から「作務衣」を着て・・・パソコンを叩いている・・・(というても。PC本体を叩くわけじゃなくて、キーボードを叩くのだけれど・・・)。

 

 さて・・・、前にも書いたと思うけれど、雨が降れば電話回線が調子悪くなって、インターネット環境も、メール環境もほとんど機能しなくなる。そこで、携帯端末用のアダプタ経由での通信になるが、これまた・・遅い・・・。イライラ・・・状態では精神衛生上よくない・・。

 そこで・・10時前からはお出かけをした。

 

 高松市仏生山町にある「法然寺(ほうねんじ)」は、浄土宗の別格本山寺院で、山号は「仏生山」。正式には、「仏生山 来迎院 法然寺」と言う。本尊は法然上人作と伝わる阿弥陀如来立像。

 鎌倉時代前期の建永二年(1207)に讃岐国に配流された浄土宗開祖の法然上人が住み着いたという那珂郡小松荘(現まんのう町)に生福寺が建立された。その後・・・法然上人は許されて京都に帰り、その後は廃絶状態にあったが、江戸時代前期の寛文八年(1668)に徳川光圀の実兄にあたる高松藩初代藩主松平頼重公が、戦乱で荒れ果てていた生福寺を法然寺と改名して、香川郡百相郷(現在地)に3年の歳月を要し移転・建立した。寺院背後の仏生山丘陵上を削って平らにし「般若台」と呼ばれる松平家の墓所を設けて、当寺院を高松藩主松平家の菩提寺とした。

 

  これが本堂で、本尊の阿弥陀如来立像は法然上人作と伝えられている。やや、前に傾斜した仏像で、右足を少し踏み出したような形で、いかにも倒れようとする民衆を救い取ろうと身構えているスタイルになっている。

 そこから廊下伝いに進むと・・三仏堂がある。ここには・・・おびただしい仏像がおいてある。その姿は・・薄暗いあかりの中で異様な重々しさを感じる・・。特に・・・釈迦涅槃像の前に出ると・・・思わずに声が出る・・・。

  

 三佛堂というのは、正面に並ぶ、阿弥陀如来と、観音菩薩・勢至菩薩の三佛が安置されているからだが、ここの主役は・・横になって寝そべっているほとけさま・・・。つまりは・・お釈迦さまが亡くなられた様子を再現してある。だから・・、手前のお坊さんがたは嘆き悲しんでいる。泣いているのはお坊様だけではない。うさぎや亀やアヒルや蛇や・・・という・・さまざまな動物が集まって嘆き悲しんでいる・・・。ま、一度、350円の拝観料を出してご覧ください・・。圧倒されますでぇ~。

   

 で、これが五重塔。高松藩主の子孫の松平さんが、ぜひとも欲しい・・・ということで、浄財を集めて平成23年1月25日に完成したもの。

 ま、そういうことで、今日のお昼はここになった・・・。  高松市仏生山町甲3208-9(法然寺境内)にある竜雲うどんさんへ行ってきた。

 

 知的障害者施設「竜雲あけぼの学園」が、法然寺境内で製造、運営をして知的障害者の社会参加、自立に向けての援助の一つとして取り組んでいるもの。

 うどん班は、昔ながらの手作業を大切にし、法人内施設の給食や、法然寺境内に構える『竜雲うどん』において手打ちうどんを製造・販売し、地域の方の憩いの場として喜ばれている。また、お土産、ご贈答用の乾麺・半生うどんの製造も行っており、どちらも県内の品評会にて入賞するなど確かな品質として好評である。
 

 で、今日は・・「担々つけ麺の小」を注文した。手前左のタレにつけて、右のザルうどんを食べる・・。やや、タレは辛いなぁと思ったが、この辛さは・・・最初に運ばれてくる「お冷や」という冷水と、左上のご飯とで解消される仕組み・・・。おうどんをつけ麺で食べた後、このタレをご飯の上にかけて・・、それで食べてしまう・・・。

 

 これで、550円だった。おうどんとご飯のセットメニューだから、そんなに高くはないなぁと思った・・。もちろん、普通のかけうどんとか肉うどんとか天ぷらうどんなどの普通のメニューやらおでんもあるし、ご飯ものもあるし、さらには・・アイスクリームまである。

  

 これは・・お箸なんだが、セルフのお店にありがちな割り箸とは違って・・上等の重いお箸だった。塗りかどうかは知らないが、エコを考えたのかなぁとは思った。この赤いものは「箸置き」になる・・。

 

 そうそう・・、昨日は午前中の予定をお話ししたけれど、午後は・・・こういうことで、13時くらいに我が家に戻ってくる。おうどんを11時前後に食べるのは・・お店が混み合わないうちに落ち着いて食べたいということから。だから・・朝ご飯は食べないようにしている・・。

 

 で、その後は調べ物とか自由研究とか、HPの更新作業とかをやって・・・。15時からが犬の散歩。15時半からお風呂を沸かして・・・16時からお風呂に入って。そこで缶ビールを飲みながら・・・、ブログ用の写真の整理とリサイズ・・。2メガの画像をブログ用の・・480*360程度に縮小して・・ひとまず・・12枚程度をアップロードしておく。

 で、17時から夕食・・・。場合に寄るけれど・・・18時くらいまで夕食。私一人だけ。さっちゃんとけいこばぁは・・19時くらいからの夕食になる。その頃には私は・・この・・ブログの投稿原稿の作成中・・・。

 で、20時前後に・・・ブログの投稿が終わる予定。日によって前後するけれど・・。その後は・・うどんブログとか、特別室とかの更新もやったりして・・・21時にはお休み予定・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。

 



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
法然寺 (旅と着物と花と)
2011-06-16 21:21:54
こんばんは。こちらも遠足でよく行きました。
また祖母に連れられて「おねはん」にお参りしたことも。

おととし久しぶりに行きました。三仏堂の立体の涅槃像は見ごたえありますよね。

ところで中は撮影はいいんでしょうか。禁止だったのでとっても素晴らしい像の数々写せませんでした。

特に動物たちが媚びてなくて品があって素朴で惹かれました。作った人の純な心がそこには反映されているように思いました。

三男が珍しい像のあるお寺を巡っているのですが、撮影できないと話すととても残念がっていました。
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味わい (ponsun)
2011-06-17 05:32:48

青空に映える法然寺

慄然としていつつも、爽やかな印象を
受けます

担々つけ麺の小

お腹も快になれそうですね )^o^(


ありがとうございます
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re:法然寺 (まほろば自然博物館)
2011-06-17 09:00:28
おせわさまです。
昔は仏生山の菊人形というものがあって賑わったもんです。遠足とかでも行ったですよね。頂上の「般若台」とかも・・。
 三佛堂内は撮影禁止です。
 この涅槃像は、お堂の外から・・小さな参拝用の小窓からのぞいた映像です。だから、上下の天女様とか動物たちが見えません・・・。残念ですがね・・。
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re:味わい (まほろば自然博物館)
2011-06-17 09:06:10
お世話様です。

 なかなかに・・さぬきはおうどんのおいしいところですが、つけ麺という食べ方は少ないと思う・・・。付け出汁というのはいくらもあるけれど・・・。
 ま、たまにはこうしたおうどんもいいかなぁと思って・・・。
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