まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

もみじ葉に託す辞世のうらおもて

2020年11月19日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は、高気圧に覆われて晴れていたが、気圧の谷や湿った空気の影響で夕方からは次第に曇り、夜遅くは雨や雷雨となる見込み。夜遅くには、落雷、突風、急な強い雨の可能性があるらしい。気温は14.5度から27.4度、湿度は96%から62%、風は1mから2mの東南東の風が少しばかり。明日の20日のさぬき市地方は、前線や湿った空気の影響で朝まで雨や雷雨となる見込み。午後からは高気圧に覆われるため、次第に晴れてくるらしい。

 

 112/60/79 36.2c-96% 62.4Kg 22.3c-59%-1027hPa 体調に変化はない。かと言って心臓病は治らないから健康体であるとは言えない。

 

 ほとんど陳腐化しているポータルサイトの更新を少しばかりやっていた。増築・改築ばかりをやってきて、今は訳の分からないホームページになっていて、毎月の行事予定だけを更新している状態。私の備忘録みたいなものだ。

 

 で、今日はようやくに12月分の更新をやってみた。12月も特に変化のない月になりそう。恒例の内科検診があるくらいなものだ。あとは年末の迎春準備とか餅つきとかくらいなものになった。

 

 さて、いつまでも引っ張るのだが、この楡の木。最初はこの場所には生えていなかったことは証明できた。では、いつ頃から、この木が生えてきたのかというと定かなことではない。

 

 で、何気なく見つけてきたこの写真。10年前の平成22年(2010)の夏の写真である。だから新築して4年後ということになる。わずか4年であれだけ大きくなっているのに驚いたと同時に、それには少しも気づかない私がいたことも驚きだった。手前の植物群は奥方が植えたもの。

 

 で、恒例となった「我が家の十大ニュース」である。①香川医大救命救急センターに救急搬送される ②香川医大付属病院で血液透析を受ける ③香川医大付属病院でCRT・ペースメーカー増強植え込み手術を受ける ④香川医大付属病院で死亡宣告を受ける ⑤食べ物アレルギーで蕁麻疹発症・救急搬送三度(カレイのタマゴ・牛肉・生ハム)⑥尿道閉塞開削手術 ⑦白内障右目手術 ⑧臍帯ヘルニア手術 ⑨介護認定・要介護2指定 ⑩フルムーン日本縦断新幹線旅行と言った具合。順序は難しいところ。

 

 観光ガイド大窪寺班の今年の活動報告書も作っておいた。

 

 こうしていると、一日中、パソコン作業ばかりに見えるかも知れないが、そんなことはなくて、洗濯物を干したり、集落内を散歩したり、スーパーでお買い物をしたりと、結構、あれこれとやっているのだけれど。

 

 今朝は霜にならずに露になっていたようで、朝日にしずくが輝いて夏のようだなぁと思ったことだった。

 

 で、今日は19日と言うことで、さぬき市の広報の配布準備である。今月は感染症対策の関係か配布する資料が少ない。どこも事業を休んだりやめたりしているのだろう。

  

 これがさぬき市の広報「さぬき」である。これを明日の20日に各戸に配布して回ることになる。

 

 今日の掲示板はこれ。この時期には決まって出てくる言葉。「裏をみせ おもてをみせて 散るもみじ」という良寛さんの言葉とされている。良寛の晩年の楽しみは、彼を師と慕う貞心尼との歌のやりとりだったという。良寛危篤の知らせを受けた貞心尼は急ぎ駆けつける。臨終までの一週間、心を尽くして良寛の世話をした。その間、二人は歌を詠み交わした。貞心尼が、高齢となり死期の迫ってきた良寛さんのもとに駆けつけると、良寛さんは辛い体を起こされ貞心尼の手をとり「いついつと まちにし人は きたりけり いまはあいみて 何か思わん」と詠まれた。そして最後に貞心尼の耳元で「裏を見せ 表を見せて 散るもみじ」とつぶやかれてお亡くなりになったという。この歌には「あなたには自分の悪い面も良い面も全てさらけ出しました。その上であなたはそれを受け止めてくれましたね。そんなあなたに看取られながら旅立つことができます」という貞心尼に対する深い愛情と感謝の念が込められているのだといわれている。この最後の「裏を見せ 表を見せて 散るもみじ」について、貞心尼は「この歌は良寛さんご自身の歌ではないが、師のお心にかなうものでとても尊いものだ」おっしゃっている。良寛さんの着飾らなく真摯な人柄に触れ、心が和み、幸せな気持ちになる、そんな歌ではないだろうか。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


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