まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

藤棚に願いも添えて地蔵堂

2021年04月23日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は、気圧の谷や湿った空気の影響で薄雲が広がっていた。気温は13.6度から21.9度、湿度は66%から54%、風は1mから3mの東北東の風が少しばかり。明日の24日のさぬき市地方は、気圧の谷の影響で曇るけれど、午後からは高気圧に覆われて晴れる見込み。

 

 116/78/80 36.2c-97% 64.8kg 17.6c-39%-1023hPa 今日も眠たいばかりだ。

 

 夜はしっかりと寝ているはずなんだが、なんだか眠たい毎日。

 

 今日はふと思い立って、86番札所の志度寺さんにやってきた。大窪寺ガイドをする上で、志度寺さんのガイド法を学びたいと考えていて、その下見というか、現状確認のためである。これは「海女(あま)の墓」と言われているもの。

 

 というものだそうだが、

 

 少し前までは、このような柵がしてあった。倒壊防止と毀損防止の意味だと聞いたことがある。これを削って持ち帰る人がいるとかいないとか。

 

 それが最近は、こういう簡易な柵になっている。何かの工事が行われる雰囲気が漂っている。

 

 それに、手前に、何かの舞台のようなしつらえがしてある。

 

 ここは、「志度寺植物園」と呼ばれるくらい多種多様な植物が植えられている。それも無造作に置かれた・・・という景色である。

 

 本堂前も、これこの通り。少し前には、ここで大護摩供養が行われたくらい広かったのだが、今は植物の群生になっている。何か被写体になるようなお花はないかなぁと探してみたが、多くの花が終わった感じ。

 

 広い境内に、このお遍路さんが一人だけ。一般のお参りの人も見かけなかった。動いているのは園芸屋さんの重機だけ。

 

 一通り、境内を歩いて調べてから、今度は、志度寺さんと長尾寺さんの中間地点にある「玉泉寺(ぎょくせんじ)」さんに寄ってみた。宗派は天台宗山門派。山号は霊雲山。本尊は日切地蔵菩薩。四国八十八箇所第八十七番札所長尾寺奥の院、新四国曼荼羅霊場第九番札所である。

 

 ここの本堂前にはこうした藤棚があって、今が見頃だと聞いたもので寄ってみた。この藤の木の詳しい情報はない。

 

 本堂の中からはホラ貝の音が聞こえて、お寺さんらしい雰囲気の境内である。住職さんは尼さんだったような記憶がある。

 

 帰ると、ガイド用のハンドフリーのミニ拡声器が届いていた。おもちゃのようなものだが、少人数でのガイド、感染症対策用として準備したもの。これでOKならば、幾つか用意したいもの。

 

 今日の掲示板はこれ。「この世にはいろんな山がある それぞれにそれぞれの頂きがある」というもの。「この世にはいろんな花がある それぞれにそれぞれの花びらがある」みたいなことか。人によって、それぞれの山のイメージがあり、山というと乗り越えなければならない試練にも感じるけれど、もう少し身近なものでイメージすると目標であったり、目的であったりするかも知れない。頂きはそれを乗り越えたとき、達成したときに感じるもので、そこから見えるものは、それまでの景色とは違うはず。これも「荒了寛」さんのことばから。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


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