まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

秋の日の へんろ姿に 犬の声

2019年10月26日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は気圧の谷の影響で概ね曇りとなっていた。気温は19度から22度、湿度は84%から70%、風は1mから3mの西南西の風が少しばかり。明日の27日の香川県は、高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 121/80/60 36.3c-92% 67.4Kg 1012hPa,22c,74% だんだんとおなかの水分が増えていくようで身体が重たくて動くのがしんどい。後少しの辛抱だ。

 

 さて、とりたててのご用でもないが、大窪寺~白鳥温泉経由下山八幡宮までの「遍路道研修」ということで、県教委の片桐先生の指導で丁石や道標を探すイベントに行ってみた。いつもなら、そろそろと紅葉が始まっている大窪寺だが、今年の暖冬のせいか、まだまだ紅葉は見られない。

 

 門前の「八十八庵(やそばあん)」の東隅にある道標と「二丁石」である。ここの駐車場建設などで移動してきたものらしい。

 

 この三丁石も国道工事やトンネル工事なんぞで移設されたものらしい。私が小学生の頃は、払川沿いにある旧道を通って大窪寺にやってきたのだが、確かな記憶は全くない。

 

 大窪寺東にある墓園から少し進んだところから、国道を離れて旧へんろ道に入っていくが、これから先は車では進めない。

 

 その先の旧へんろ道から出る所にある不思議なモニュメント。休憩所のようでもあるが休憩はできない。「四国のみち」が国道と交差する場所だから、そういうモニュメントかも知れない。私は1時間ほど、ここで一行が現れるのを待っていた。この先でへんろ道は川を渡るのだが、連日の雨で増水しているから、多分、渡れないはず。それを監視していたのである。

 

 案の定、片桐先生ら5名は川の横断に成功してへんろ道を進んだが、普通の靴の10名ほどは田んぼの中を抜けて、国道に戻ってきた。その後、一行は合流して、この「四つ足堂」に参拝して、国道脇に移設された丁石なんぞを勉強しながら進んでいく。

 

 わかりにくいが、細くて赤い線は「四国のみち」で、赤い太線は、今回歩いた所。主に国道377号線を歩いている。私は車で、要所要所で待ち受け待機。

 

 その間に、私は東かがわ市五名(ごみょう)地区に出来た、「ふるさとの家」によってみた。うどんかソバでもあれば食べる積もりだったが、モーニングサービスの時間は過ぎて、ランチの時間だが、「イノシシの肉」定食・・・というのは歯に合わない。

 

 少し前までは、旧の郵便局の建物を使って、毎週土曜日にお店を開いていた「ふるさとの家」。それが、今年になって、昔の「五名小学校跡地」の一部を使ってオープンしたらしい。

 

 そこで、この地自慢の「姿寿司」というものを買った。あ、一つ食べた後なのだが、4個入りで480円というのはお安くないなぁと思ったが、おいしかったのか、ぱくりぱくりと食べてしまった。もう、11時半になっていた。

 

 そして、「八丁坂」に入る手前の「長野」という集落で、みなさんとお別れした。一行はこれから、「八丁坂」という山道を登って下る。私は、国道377号線に戻ってさぬき市へ帰る。それにしても皆さん、私よか年上でも元気なものだ。

 

 今日の掲示板はこれ。「何もかもは出来なくても 何かひとつはきっと出来る。」というもの。(岡本肇/新日本カレンダー) より。「やりたいことはたくさんあるんだけど・・・」。だけど、行動できない人がいる。話を聞いてみると、時間がないとか、経験がないとか、能力が足りないとか、出来ない理由が次々とでて来るもの。でももう少し詳しく話を聞いてみると、一度に大きなことをやろうとしているのだとわかってくる。普段まったく運動していない人が、「マラソンに興味があってやってみたいけど、とても出来そうにない」と言うのである。そりゃ、いきなりフルマラソンとかは無理というもの。でも何もしなければいつまでたっても出来ないままだ。まずは、今すぐにできる何か小さなことを見つけることが大事。夢や目標に近づくために、今日できるほんの小さなことだ。それを積み重ねていきことにしよう。毎日やることはたくさんあるだろうが、ほんの小さなひとつのことなら出来るはず。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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