グッドぐんま 2

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ニッポン景観論

2015年10月29日 20時11分10秒 | 
『ニッポン景観論』 アレックス・カー著 集英社新書


外国人が美しい日本の風景に感動しているという内容ではありません。その逆で、全国で撮影した「醜悪な建築」「邪魔な工業物」「過剰な看板」などの写真を並べながら、日本の景観が壊されてしまう構造を論じ、貴重な観光資源を破壊する国家的損失を指摘しています。
皮肉たっぷりの文章は好き嫌いが分かれるところかも知れませんが、著者の言っていることはもっともなことばかり (^^;)
観光立県を推進している群馬県も、景観のことをもっと考えた方が良いのだろうなぁ。。。