名古屋の白ウサギ・1964年生・

別名、ウサギ仙人・・職業・会社員

恐いお話・・・5・・・

2015-07-30 | 出来事

善良な人間であるにも関わらず・・・
彼の身体は、悪霊や、不成仏霊の温床になっていた・・・

彼の映った写真の、背後ある不気味な人間の腕は、
紛れもなく、
彼にすがって寄って来た不成仏霊そのものだった。

彼の身体には、これ以外にも2~3の霊が出たり
入ったりしているように感じる。

前にも述べましたが、
仏教で言うところの「 因果報応 」と
霊的な 「 因果 」を混同してはいけません。

彼は、決して悪い人間ではない。
むしろ 「 善人 」なのである。

真面目で、責任感が強く、正義感があり、
不正な行いは絶対にしない。

義理堅い性質で、世話好きで、親切。人情もある。

年寄りを労わる心が強く、
老人に対しては異常なまで親切心を持っている。

しかしながら、大きな欠点があった。

「 丁寧すぎる無礼な言葉 」を発するため、
接する人に不快感を与える。
( その要因は、自己処罰 )

「 暗い雰囲気 」を発して、まわりの空気をドンヨリさせる。

外見から見ると、この2点が彼の最大の欠点だった。

・・・・・・・・・・・・・・

彼の行動を、仏教でいう「 因果報応 」と照らし合わせるならば、

1・・「 真面目で、責任感が強く、正義感がある。」
・        ↓  ↓
周囲から人望厚と信頼を集め、多くの人から慕われる。


2・・「 世話好きで、親切、 年寄りを労わる、 」 
・         ↓ ↓
 ひとに親切を与えると、それはやがて自分に戻って来て、
幸福となる。

となるはずだが・・・・

彼の場合、この2点、どちらも当てはまらない。

彼の現実は・・・

私生活での友達は一人もいない。
嫌われてはいないが、多くの人から敬遠される。
お金に恵まれていない。
仕事上、大きな失敗をよくする。
家庭問題が多く、夫婦仲、親戚仲がうまく行っていない。
子供のことで大きな問題を持っている。
頻繁に災難に襲われる。
毎年1回は、必ず自動車事故を起こす。
不運・不遇の連続

どうした事だろう・・・
「 因果報応 」は机上の空論なのか???

なぜ、因果の法則が機能しないのか?
この不可解な現象を説明しようとする時、

「 霊的因果 」
「 自己処罰 」

の言葉が出てくるのです。

彼の、性癖
「 悪意は無いが、無意識に、ひとを不愉快にさせる言葉を発する 」
を分析するなら、

嫌味のある言葉を吐いて人を不愉快にさせる。⇔ 原因
・      ↓
人から敬遠され、不当な評価を受ける。 ⇔ 結果


正当な評価をされないので、精神が不安定になる ⇔ 原因
 ・     ↓
大きなミスをしたり、交通事故を起こす。 ⇔ 結果

暗い心 ⇔原因
・   ↓
暗い環境・運命を引き寄せる ⇔ 結果 

・・・・・・・・

彼の欠点を、因果の法則で説明するなら、
このようになるはずです。

ならば、なぜ・・・
短所にのみ因果の法則が機能するのに、
彼の長所のすべての部分に対しては、
「 因果報応 」が機能しないのか?

彼の性格に欠点があったとしても、
「 因果報応 」を大局的に当てはめるなら、

親切・善意・善行
・  ↓ ↓
幸運

トータルとして、彼は幸運な生活を送る事ができるはずです。

でも、現実はその反対です。
彼は不運の連続、

邪霊や、悪霊、浮遊霊に振り回されている・・・

なぜ、このような事になってしまうのか?

ここからが、「 霊的な因果 」

「 霊的因果 」とは、言葉を変えれば、

「 原因の‘ 原因 ‘ 」


1・・・彼は、怪しい霊能者の言葉を信じて、
先祖を祀る仏壇を捨ててしまった・・・

2・・・この「 原因 」の 「 結果、」として、
悪霊・邪霊・浮遊霊を寄せ付け易くなり、
不運の連鎖が始まった。

これがこの件に関する 「 因果関係 」

ならば、
何ゆえ ・1・のような「 愚かな気持ち」が湧いてきたのか?

これが、 「 原因の原因 」
人間の考える事、思う事、それは一見、
大脳による「 理論 」に因るもに見えますが、
実際は、そうではないのです。

「 フト、思いつく 」
「 フト、感じる 」

根本的には、
この ‘ フト ‘ が人間の感情や行動を支配していのです。

この、‘ フト ‘ がなければ恋愛などできません。
芸術も、文学も、音楽も感じ取ることはできませ。

この、 ‘ フト ‘がなければ、新しいモノなども生まれません。

「 フト思いつく、ふと感じる 」これが 
「 原因の原因 」なのです。

これこそが、「 霊的因果 」

即ち、彼の場合、
全ての出発点であるところの
「 霊的因果 」に、大きな問題があるのです。




 


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