昆虫と魚の標本

サラリーマンの昆虫採取とフィッシング日記

サメのことなら「油壺マリンパーク」

2014-10-03 18:22:21 | 水族館・動物園
開業当時、両親に連れられ訪れて以来、数十年ぶりに訪れた「油壺マリンパーク」。

「サメ」に関する展示や資料が多い「油壺マリンパーク」は、サメ好きの私にとって非常に興味のある水族館で、随分前から再び訪れてみたいと思っていました。



入口には、高さ2m以上はある「メガロドン」の顎のレプリカ。


歴史ある老舗水族館だけに様々な魚種を展示していますが、やはりここの魅力は「サメ」。

中に入ると最初の水槽は「チョウザメ」。

さらに奥に進むと「サメ博覧会」と題したテーマコーナーが…
入口には実際に使用された保護用の「ケイジ」が展示されており、その中に入ることが出来ます。


コーナーの中には、様々なサメの剥製が天井から吊るされているほか、ネコザメの仲間などの小型のサメが多数水槽展示されていました。


こちらはサメの顎コレクション。 ん~欲しいなぁ…


この剥製は、映画「JAWS」であまりにも有名になった「ホオジロザメ」。


施設の中央には、2階に上がる螺旋階段があり、その中央には幻の巨大深海ザメ「メガマウス」の剥製が鎮座しています。


その階段を上がっていくと、360度の大型水槽が…。


体長3m程の「シロワニ」や「ノコギリエイ」などが悠々と泳いでいます。

※シロワニといってもワニではなく、ネズミザメ目に属するサメの名前です。

そして、今回私が一番見たかったのが「ホオジロザメ」の近縁ではないかと考えられている伝説の巨大ザメ「メガロドン」の実物大レプリカ。


「メガロドン」は約1,800万年前から150万年前に生息していたサメ。
現生の「ホオジロザメ」の最大体長が6m前後で、その大きく鋭い歯の長さが6cm程であるのに対し、メガロドンの体長は推定13m以上とされ、15cm以上の歯の化石が実際に発見されています。

手前のケースに入った「メガロドン」の歯の化石と「ホオジロザメ」の歯の大きさを比べてみてください。

分かりやすく表現すれば、「ジンベイザメ」の大きさをした「ホオジロザメ」ということになります。
大昔には、とんでもないサメが海に泳いでいたのですね!

ところで、最後にそんな恐ろしい話とは正反対の「イルカとアシカ」ショーを見て帰ることにしました。

これがミュージカル風の演出で、笑えるし、可愛いし、感心するし、絶対見なきゃ損です。

お土産売り場にもサメ・サメ・サメ…


もう大満足です。
サメ好きにはたまらない水族館ですね! ここに来てサメのことについてもっと知りたくなってしまいました。