昆虫と魚の標本

サラリーマンの昆虫採取とフィッシング日記

2014「北海道アメマス釣行⑩」 最後の朝食に貴重な“時知らず”

2014-07-01 19:15:26 | ソルトフィッシング
最後の朝の釣りを終え、I氏宅に戻ると奥様が朝食を用意してくれていました。

朝食で出していただいたのは、大変貴重なサケ「時しらず」。


私も知らなかったのですが、「時しらず」とは、北海道で生まれた鮭が5~6年の長旅を終え産卵のために生まれた川へと戻ってくる秋鮭と異なり、ロシアの川で生まれた若い鮭が回遊中に沖で捕獲されたもの。
時を間違えてしまった鮭ということから「時しらず」と名付けられたんだとか。

根室は岸辺に近い場所で捕獲できることから、すぐに水揚げでき、もっとも新鮮な「時しらず」が食べられるんだそうです。

いざ食べてみましたが、脂が乗っていて、いわゆる普通の焼き鮭とは比べ物になりません。
普通の焼き鮭は皮を残しますが、「時しらず」は皮が薄く、この皮を一緒に食べるのがツーなんだとか…

そう説明を受けて皮を食べてみましたが、これは本当に美味しい!

感動のウェルカムケーキといい、最後の最後まで感動のホスピタリティ。

一年間頑張って根室の来るのが、今の私のモチベイションになっています。

お世話になったI氏夫婦に一体どんなお礼をすれば良いのか… 

そんなことを考えながら帰りの身支度をしていると、あっという間に出発の時間が訪れてしまいました。

仕事を抜けて見送りに来てくれたI氏夫婦と、勝手にまた来年訪れることを約束して根室をあとにしました(涙)


感動の4日間をありがとうございました。


- 完 -