虫くん魚くん
サラリーマンの昆虫採取とフィッシング日記
 



電話やメールも含めて、あまりにも反応が凄かった「源頭イワナ」の記事。

嬉しいことに、またまた追加の写真を送ってくれました。
決してもったいぶって3回に分けた訳ではありませんよ…本当に…

今回は「源頭イワナ」の野性感を味わって頂けるアップの写真と“掲載OK”との許可をいただいた風景写真が中心。
「源頭釣り」の雰囲気も感じて頂けるものと思います。


この背中のアップはメスの50cmある「源頭大イワナ」。

尾ビレの近くにわずかに残った白斑点。
一般的なイワナの特徴である背中の虫食い紋様や白斑点がほとんど無い「ヤマトイワナ」に近い種。

40cmを優に超すオスの見事な「源頭イワナ」。


こちらは別の個体ですが、目やヒレも含めて真っ黒い体をした野性味あふれる魚体です。


これは「ヤマトイワナ」と思われる個体のアップ。

ほとんど陽が射さず、川(沢)幅は細く、水深も浅い“チョロチョロ”の流れの中で育った「源頭イワナ」は、体色も錆びた黒茶系が多い。
黒い岩に囲まれ、落ち葉が堆積した様な場所に居着いていたのでしょう…

下のポイントを見れば、何故こんな体色をしているのかをうかがい知ることが出来ます。


水質や透明度などの環境や食べているエサによって魚の体色が変化することはご存じかと思いますが、まさに保護色なのでしょうか…
彼らにとっての天敵は、鷹や鳶、熊などの動物なのかもしれません。


時には、こんな所にテントを張って、数日間をかけて“源頭”を目指すんだそうです。

もちろん、この写真は禁漁期間である冬ではなく、解禁後の春に撮影したもの。

こうした努力なくして、幻の魚達に出会うことは出来ないんですね!
まさに前人未到の秘境釣行であり、究極の「ジャパン・ディスカバリー」。


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