虫くん魚くん

サラリーマンの昆虫採取とフィッシング日記

感動の第88回「箱根駅伝」

2012-01-04 01:34:54 | スポーツ
お正月の「箱根駅伝」は、家族で楽しみにしている一大イベント。

往路のゴール「芦ノ湖」は解禁日を含め、何度となく訪れている私にとっても親しみのある場所。

芦ノ湖へ向かう途中、いつも彼らは“こんな坂を登っているのか…”と思いながら箱根の山を通っています。
昨年末に禁漁間際の「芦ノ湖」へ“ワカサギ釣り”に出掛けた際も、学生らしきランナーが練習をしていました。
そんな5区の山登り区間が最も楽しにしている区間。

結果は“山の神”柏原選手を擁する「東洋大」が昨日の往路と2日目の復路も制して大会新記録で優勝。
全10区の内6区間で区間賞を取る圧勝でした。

※海ノ平から見下ろした往路ゴール地点の芦ノ湖。

しかし、トップだけが注目されるわけではないのが「箱根物語」。

昨日の最終5区の上り区間を走った東京農大の津野選手。
いつ手を差しのべられて、棄権扱いになってもおかしくないフラフラの状態でラスト5km以上を走りきった根性のゴール。
民放放送のため、感動のゴールを観ることもなくテレビ中継は終了。
※「これは放送時間延長だろう!」と思ったのは私だけでは無いはず…

苦しかったであろう往路ゴールまで残り1.5km地点の元箱根杉並木。

そして神奈川大学の9区鈴木選手。
繰上スタート(トップとのタイム差20分)だけは阻止しようと、襷を繋ぐべく最後のチカラを振り絞って走る鈴木選手。
繰り上げスタートまで残り25秒。中継地点の画面に映り込み、何とか間に合いそうだ…「良かった良かった」
しかし、中継地点まであとわずか、蛇行をしながらフラフラの状況。
「頑張れ~!」と応援しながら、繰上スタートまで残り10秒となった中継地点5m手前で転倒。
起き上がろうとするも再び転倒。
意識を失いかけているであろう状況の中“残り0秒”
繰り上げスタートの号砲とともに、何とか襷を10区のランナーへと繋ぐ感動のシーン!

これぞ「箱根駅伝」!

ところで、応援していた順天堂大学はというと、見事7位に食い込み、シード権獲得。
「本当におめでとうございます!」