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虫さん魚さん

サラリーマンの昆虫採取とフィッシング日記

71cmアメマスの剥製 -納品-

2014-02-27 18:04:10 | 魚の剥製
昨年末に完成していた「71cmアメマス」の剥製。

その後、依頼者から背中の色や尾ビレの雰囲気などのリクエストを受けて、若干の手直し。

飾り板に固定して焼印を打って完成です。


頭の上や背中をグリーンにしてください…というリクエストを受け、グリーンメタリック&パールをさりげなく…


尾ビレには付け根から先端にかけてシルバーパールをたっぷり…


これから梱包ですが、ずっと家にいた剥製だけに、ちょっと名残惜しい感じ…


最後にじっくり観察し、記念撮影をして梱包します。


良い顔してるなぁ… 自画自賛。


これで満足いただけるかなぁ… それでは北海道まで気をつけて「いってらっしゃい!」。

昨年末に芦ノ湖で釣り上げた「サクラマス」の剥製

2014-02-22 18:46:29 | 魚の剥製
2014年の芦ノ湖。
本来であれば、今日は「特別解禁釣り大会」に参加しているはずでしたが、は大雪のために中止になってしまいました。

あとは来週末の3月1日に無事一般解禁を迎えられることを待つばかり…

いよいよ2014年の釣りシーズンの始まりですね!

果たして今年の芦ノ湖は、私たちにどのような釣りをさせてくれるのでしょうか…

ところで、この魚は昨年禁漁直前に芦ノ湖で釣り上げた「サクラマス」です。



サイズこそ35cmと小型ですが、「サクラマス」という魚は美しくも神秘的な魚ですね。

素敵な飾り板に固定して完成しました。




生涯3本目の「サクラマス」の剥製。
少しずつですが、段々と色の付け具合が分かってきたような気がします。


今年の芦ノ湖では、これより大きいのを釣りあげたいですね!

53cmの「源流大イワナ」剥製作業 -完成-

2014-02-02 00:15:57 | 魚の剥製
友人が2年前に釣り上げた源流イワナ。

お腹側が光の関係で白くハレーションを起こしていますが、釣り上げた時の写真です。

川で釣りあげられたイワナとしては最大級の53cm。

そして、この写真が2年間冷凍庫で保管されていたイワナを解凍した時のもの。

この時点では、正直どこまで再生というか、表現出来るか分からない状況でしたが…

なんとかここまで表現することが出来ました。


久しぶりに緊張したというか、絶対に失敗できない剥製でした。


なるべく自然な剥製を目指し、あえて最低限の塗装に留めて、貴重な天然物の迫力と生命感を残すように心掛けました。


下アゴの傷もそのまま残しています。
目の角度も少し後ろ側にセットし、表情を変えてみましたが、いかがでしょうか…


相変わらず自画自賛ですが、微妙な錆具合を含め、良い剥製に仕上がったかなぁ…
黒いコブ板との相性も良いですね!

大変貴重な魚を提供いただいた“I”さん。本当にありがとうございました。

54cm「ジャガートラウト」の剥製 -完成-

2014-01-27 07:15:11 | 魚の剥製
この魚は、昨年末に「奥利根フィッシングプラザ」で釣り上げたもの。

54cmもある大型「ジャガートラウト」です。


鱗が細かい分、クリアの乗りが良く、本当にピッカピカに仕上がりました。


今回、この魚の他に6本の剥製にクリア塗装を施しましたが、この「ジャガートラウト」が一番綺麗に仕上がりました。
というか、クリア塗装前と塗装後で一番変化したのがこの剥製。


人工的に作りあげられた養殖魚ですが、「ジャガートラウト」って格好いいですね!

この剥製は「多摩六都科学館」に展示させている「タイガートラウト」と向き合わせて展示することを想定して右向きで製作しました。

ということで、近々展示させていただく予定です!

70アップ「海アメ」の剥製製作 -完成-

2013-12-09 07:15:26 | 魚の剥製
塗装を終え、最後のクリア塗装を行いました。



角度によって色が変わります。


背中には、リクエストを受けて「グリーン」を吹いてみました。

真上から見るとこんな感じ…

肉眼では、もっとグリーンが強く見えます。

この角度が一番のお気に入りです。


顔はこんな感じになりました。

あとは飾り板に固定すれば完成ですね!

55cm「ブラックバス」の剥製 -完成-

2013-10-06 15:55:54 | 魚の剥製
自分が釣り上げた思い出の魚を自分の手で作る!

これこそが、私が一番やりたかったこと。

今年の夏に琵琶湖で釣り上げた「55cmのブラックバス」です。


夢の“ロクマル”には5cm足りませんが、うれしい自身のレコードフィッシュ!


生涯5本目のブラックバスの剥製になります。


いろんな角度で紹介しちゃいましょう!


口の中はこんな感じです。


完成した今日は、友人と1時間も眺めていました。
次こそは“ロクマル”を作ってみたいなぁ…

83センチ「真鯛の剥製」が完成しました。

2013-09-20 19:19:03 | 魚の剥製
史上最大の試練を迎えてしまった83センチ「真鯛の剥製」。

特別な工房を持たないアマチュアの私にとって、全てが大変な作業でした。
正直ナメテマシタ…

これからは、初めての魚種と特別なサイズの場合は、気を付けなければなりませんね!

何とか完成まで漕ぎ着けましたが、途中何度ギブアップしようかと悩んだほどです。


それだけに、完成したときの喜びは、大きいものでした。


というか、ホッとした…というのが正直なとこかなぁ…


製作にあたって、釣り上げた時の写真もなかったのですが、ピンク色の綺麗な「真鯛」というよりも“老魚”をイメージして作ってみました。


知り合いの記念すべきトロフィーフィッシュ。
満足していただければ幸いですが…

76cmアメマスの剥製 -飾り板に固定-

2013-08-15 16:56:13 | 魚の剥製
先日完成した76cmアメマスの剥製。



飾り板に固定し、オリジナルの焼印を押して、本当の完成ですね!


この「アメマス」は、ショアからのルアーでキャッチされた「海アメマス」。
川に戻ってきた「戻りアメマス」ではありません。


船釣りではなく、ショアからの“陸ッパリ”でキャッチされた魚としては超大型。


角度によって、メラルドグリーンやブルーメタリックにも見える本当に綺麗な魚です。

62センチ「鼻曲がりブラウン」の剥製 完成!

2013-07-17 17:56:27 | 魚の剥製
今年の春先に鹿島槍ガーデンでキャッチした「ブラウントラウト」。

管理釣り場の魚とはいえ、62センチあるヒレピンの鼻曲がりブラウンです。


釣り上げた時から、黒っぽい体色をした魚で、斑点が黒ではなく赤茶色をした「レッドブラウン」系の個体。


乾燥中に、真黒に変色してしまうのでは…と心配しましたが意外や意外、そんなにひどく変色するわけでもなく、そのままの状態を保ってくれました。


金色に輝くブラウントラウトとは異なりますが、ワイルド感溢れる剥製になってくれました。

友人の凄い作品(4) 50cmの「婚姻錆ヒメマス」の剥製

2013-02-13 19:02:24 | 魚の剥製
これまた凄い魚です。

北海道などで見られる「ベニザケ」の陸封型(海へ降らない個体)がヒメマスですが、50cmもあると、「ベニザケ」と間違ってしまうほどですね!


どこで、こんなにデカイ「ヒメマス」を釣ったのでしょう?


モスグリーンがかった頭の色など、まさに「ベニザケ」の様です。
剥製も凄いけど、魚の大きさにもビックリしてしまいます。

友人の凄い作品(1) 「天然54cmイワナ」の剥製

2013-02-10 20:59:59 | 魚の剥製
この3連休。
風邪を引いてしまい、家でジッとしていましたが、友人から沢山の写真を送ってもらいましたので、5回にわたって連載させていただきます。

彼は、私と同じアマチュア剥製師ですが、とんでもない腕の持ち主。

どこが、とんでもないのか? 細かなところは言えませんが写真を見てもらえば分かると思います。

先ず第1段としてお届けするのは「54cmの天然イワナ」。


作り物ではない野性の迫力をそのまま活かした見事な剥製ですね!


裏側を紹介出来ないのが残念ですが、彼の凄さは裏を見ればわかります。
寸分のくるいも無い見事なボディーワークは、尊敬に値します。とにかく凄い!


顔の表情もたまりませんね!
私には刺激が強過ぎますが、こういう友人がいてくれるから私のモチベーションも高く維持することが出来るのです。

息子が釣り上げた「80センチのイトウ」完成!

2013-02-05 18:14:28 | 魚の剥製
これまた昨年末から「サケ」と一緒に作業していた「イトウ」の剥製。



息子がパインレイクで釣り上げた80センチのレコードフィッシュ。
まさに記念の一匹です。


背ビレと尾ビレの一部が欠損していましたが、補修をしてヒレピン個体に変身させました。

分からない様に“ゴマカセタ”かなぁ…


この剥製は、息子と半年間の約束で「多摩六都科学館」へ飾らせていただく予定です。

87センチ オスのサケの剥製 完成

2013-02-03 20:09:23 | 魚の剥製
昨年末から取り掛かっていた「87センチのサケ」。

何しろボディ色が綺麗に残った個体で、なるべく塗り込み過ぎない様に、自然な感じを意識して作った剥製です。


格好いい顔をしたオスで、中々お目にかかれないサイズですね。


クリア塗装を終え、やっと完成しました。


それにしても惚れ惚れするサケです!

北海道の70センチ「海アメマス」完成!

2013-01-03 14:34:50 | 魚の剥製
北海道で昨年の初秋に釣り上げられた70センチの「海アメマス」。



乾燥中に中々脂が抜けず、終盤戦に苦戦した剥製でした。


まるで丸太棒の様に太ったオスで、大型になると現れるというドーナツ形の白紋様が出た見事な個体。


顎下やお腹の錆びも全くなく真っ白! とにかく綺麗な「アメマス」でした。

製作前と完成後の顔のアップです。 似てるかなぁ…


砂浜に立ちこんで釣り上げたそうですが、こんなの釣れたらたまらないですね!

天然「ジャーマン・スモルト・ブラウン」72センチ!

2012-12-07 20:41:25 | 魚の剥製
友人作、天然「ジャーマン・スモルト・ブラウン」72センチの剥製です。


「ブラウントラウト」の中でもお腹に朱点の無いジャーマン型と呼ばれているタイプ。
スモルトとは、何らかの理由で鱗が銀化した個体のことを言います。

ちなみに、オスの「ブラウントラウト」で70センチを越えるものは珍しく、メスの80センチオーバーにも匹敵するスーパーサイズ。

これぞ「モンスターブラウン」という名に相応しい魚です。

この剥製を製作したのは、私と同じアマチュア剥製師ですが、彼の作品には、いつもビックリさせられます。

ただでさえ、乾燥中に黒く変色してしまう「ブラウントラウト」の中でも、さらに難易度の高い銀色の鱗に身を纏ったスモルト型。
一切パテを使っていない、この剥製は、とんでもない技術が無ければ製作することは出来ません!
銀色(金色?)に輝く鱗。細身ながら筋肉質な天然物の迫力。



自然な仕上がりを意識したという、この剥製は、基本に忠実な技法で製作され、天然物ならではの生命感が伝わってきます。

こういう方が居るから、「私も頑張らねば…」と思えるんですよね!