坂の上のピアノ教室

おうちの方にレッスン室の様子、日頃思っている事をお知らせするためのblogです。

電子カルテと連絡ノート

2014-01-22 | 伝えたいこと
とってもお恥ずかしいのですが、、、、、

土曜日の朝、ゴミを出そうと、家の外に出たとたん  転倒し

両膝を強打したうえ 
右手首を捻挫してしまいました。

あまりに しっかり転んだので、

転びながら

「あ~また、どこか骨折してるかもーーー」と思いましたが
(2011年に ベランダの雪で滑って、肩を骨折したから)


レントゲンの結果は、今のところは、捻挫ですみました。
あとから、骨折跡が現れることもあると言うことで、1週間後に 再度レントゲンを
撮ります。

右手は、ごろごろの形状記憶?ファイバーみたいな添え木でしばりつけられています。

包丁を持てないのと、布巾を絞れないのと、車の運転ができないのが
困ります。

左手ばかり使うので、すごい肩こりになってます。



ところで、

最新設備の整形外科に行ったとき

当たり前ですが  電子カルテです。
紙やペンは 先生の机に ありません。(見たところ)



先生は、始めて会う患者の顔も見ず
一心不乱に(のようにワタシには見える)パソコンのディスプレイに
カタカタと打ち込んでいます。

レントゲンを撮って、説明する時に、やっとこっち向きました。

2年前、ここの整形外科の前の代の先生も、 パソコンの打ち込みばかりに
熱心だったなあ。
ワタシの言う一字一句そのまま、打ち込んでいるのが
見えたら、急に信頼を無くしてしまいました。(要約したらどうですか?先生)と
言いたくなった。



そういえば、
ちょっと昔、20年くらい通った大病院のシステムが 途中で 電子になったら
私と同年輩の ものすごく優秀な主治医が、パソコン操作に手間取ったり
困ったりしているのを 横目で見て

(せんせい、ワタシがやりましょか??)って言いたくなったこともありましたっけ


電子化されている事に 文句をいうつもりは全くありませんが、
患者の顔もろくに見ないで、ディスプレイ見てるのって、
なんだかなあ・・・と思いました。


話は変わりますが


ピアノの生徒(特に小学生)に

「れんらくノート」というものを持たせています。
それは、私が 買っておいた サンリオやワンピースやドラエモンなんかの B5ノートを
個々に選んで持っているという きわめて どうってことないもの。

そこに毎月のカレンダーにレッスン日や、特別な振り替え日、お休みの日を
書いて貼ったり、 宿題や ちょっとしたレッスンの注意をなぐり書きしたもの。

丁寧に書く時間はないので 入会最初に

「レッスン中や最後に雑な書き方しかできないけど、レッスンのメモを
書くこともあるから、次のピアノの時までに 一回は 読んでね」という約束になっています。

中には、たまに、私にあてて、一言 お手紙を書いてくれる子や、お母様もいます。

今、弾いている曲のイメージを メモしてくる子もたまーにいます。

それは、嬉しいです。

わたしも、ほめる事は、そのノートに文字で残してあげることもあります。
でも、申し訳ないけれど、なぐりがきです(その時間しかないから)

多くの子は

「おいおい、ノートに ○○に注意、って書いたのに。見てないね」って感じの
事も多し


だから、注意事項や 「こう考えた!」というような事も 楽譜に書いてあるのが
一番よく見るかな、うちの生徒の場合。


「ココが素敵に弾けたね!!」というような事も、楽譜に 書いて
ほめてあげます。わたしは。



またまた、話が かわりますが

中学生の話を聞いていると

最近は、どの教科も、 テストだけじゃなく ノートを提出したりするそうで、、、

そのノートで、良いお点をもらえるように カラフルなペンで 洋服屋さんのカタログみたいな
美しいノートを書いてます(そういう子も多いです)

ふーん、その美しい極楽鳥みたいなノートで、良いお点を もらって
で、あたまの中には、ノートの中身も 入っているんだよね、ね、ね???



お医者様も、ピアノの先生も、中学生たちも

世の中にあふれている いろんなツールや グッズを 使いこなし
でも、その形を追うことの方に  熱心にならないように しないとね。