坂の上のピアノ教室

おうちの方にレッスン室の様子、日頃思っている事をお知らせするためのblogです。

さすがのブルグミュラーさん

2014-01-14 | レッスン室から
今日、レッスンにいらしたおばあさま生徒さんが、

「今朝の朝日新聞に ブルグミュラーの 事が載ってましたよ」って
お話してくれました。

私は、今朝忙しくて、まだ新聞を読んではいなかったのですけれど、
この記事に載っている「ブルグミュラー 25の 不思議」は、発行と共に
購入して、いま、読書中なので、この本のことも、おすすめしてあげました。


「アラベスク」や「貴婦人の乗馬」など、ピアノを習っている子供なら
だれでも知っている「発表会のあこがれの曲」を作ったブルグミュラーさん。


実は、いっとき、私自身の中ではブルグの曲は、「ちょっと古ぼけた 昔の曲」になってしまった時期が
ありました。

先生をしていると、私の場合、ずっと同じ曲、同じパターンの レッスン課程にちょっと飽きてしまう
と言う事があります(ました)。



目新しい曲を次々発掘して。。。。

それはそれで、素晴らしいけど 。。。。

ちょっと自己満足?

生徒たちは、やはり定番 の有名曲が弾きたかったり。。


そんな色々な事をくり返して 

最近は、ずいぶん 新旧バランスの取れた選曲、バランスの取れたレッスンができるようになったかなあ、と
思います。


やはり 子供たちは、ブルグミュラーの 有名な曲が大好きであこがれです。

そんなブルグミュラー 自身や、 作品の事を 書いた本が出たので、
今、まだ読書中なのですが、これは、大きい生徒や、大人生徒さんに
読むことをおすすめしようと思っています。

最近は、いろいろな アレンジの作品も出ていますけれど、

私は、まず 子供達には、 原曲を 弾いてもらいます。


ここまで、あまりに有名な曲だと、アレンジ作品は、楽しいけれど、 
微妙に ちょこっとだけ 原曲を変えてあったりする所が
私は、ちょっと苦手。


ですから、 アレンジ作品は、 だいぶ前に ブルグミュラーを弾いていた大きい生徒や、
大人生徒さんたちの お楽しみに 弾いてもらう事が多いです。

その方が、アレンジの 良さも よく理解してもらえますし。



というわけで、いつの時代にも、 どの年代の生徒たちにも
人気者のブルグミュラーさん

レッスン室に貼ってある ムジカノーヴァの付録の 作曲家年表の中の
ブルグミュラーさんは、みんなの注目のおかげで、すり切れてます(なぜ?)