坂の上のピアノ教室

おうちの方にレッスン室の様子、日頃思っている事をお知らせするためのblogです。

45分間

2014-01-18 | レッスン室から
この10数年間、レッスンの時間は 45分間です。

よほど小さい子は 30分ずつ月に3回レッスンと言うことも
ありますが、

4歳でも  12歳でも 45分間です。

中学生以上の生徒や大人生徒さんは、 1時間レッスンが多いですが、個々の状況が違うので、
こちらは、 小学生のときのまま  45分の人もいれば、1時間レッスンの人もいるし 
運動部がきつくてヘトヘト・・・でも、レッスンは続けたいからと、30分で帰る中学生もいます。


私は、楽器店で教えた事がないので、楽器店の30分レッスンと言うものを
想像できないのですが、どう考えても 30分では、 毎週 消化不良で(わたしが)
生徒を家に帰すような事になるだろうな、と思います。

たまに、 小さい子のお母さんから

「うちの子、45分間、モツでしょうか?」

と聞かれることがあるけれど、

「はい。だいじょうぶですよ」とお答えしています。


事実、2.30分で

「おうちに帰りたい・・・」と言われた事は、ないかなあ。

でも、5歳ちゃんの45分と  12歳の45分では、内容は 当然ですが違います。

5歳ちゃんは、 ピアノを弾いている時間は 20分くらい

あとは、楽譜を読むための準備や、 リズムの勉強や 身体や指の体操、なんかも
しますし、お歌も歌います。

12歳レッスンでは、ほとんどピアノの前の45分です。
それでは、補えない楽典的な事もあるので、月替わりで(定食屋みたい?)
楽典をやる月、聴音をやる月、というようにおおざっぱに決めています。

小さい子は、送迎ついでに レッスン室にいらしたお母様との雑談も
大事です。

それは、見た目には、ホントに雑談なのだけど、そこから その生徒に対するレッスンの
ヒントをもらうこともあるし、

だいたい 次に来る生徒とかぶるので、その次の子との やりとりで
拾うネタもあります。

ホントに雑談(笑  としか言えない部分です。

でも、大事なレッスンの一部  だから、私には 45分 必要です。
(時間の使い方がヘタなのかな? おしゃべりな性格じゃないので、
無駄話は しないほうだと思うけど、なぜ、時間が足りなくなるんでしょ。。。)


つい先日も お母さんとの 会話で、 おうちの練習に対する ちょっと間違ったアプローチを
知る事ができて、修正できました。

よかったよかった