坂の上のピアノ教室

おうちの方にレッスン室の様子、日頃思っている事をお知らせするためのblogです。

今年もあと2カ月ちょっと

2012-10-18 | レッスン室から


家族の用事でしばらく家を留守にする事が多かったので、
気が付いたら、残暑も終わり、プランターの花は季節はずれになり、かさかさに枯れていました。

家の中も、少し落ち着いたので、いろいろ植え替え。

秋らしくなったかな?





お休みしていたレッスンも先週から、再開し、だいたいみんなと一巡しました。

短くて2回、長い人は3回レッスンが抜けました。

でも、みんな、いつもよりは少し多めの宿題をとっても良く練習してきていました。
嬉しかったです!!
(ごくたま~~~に、練習不足ちゃんや、忘れ物がいっぱい~~の、生徒も
いましたけれど、ね。

ずいぶん前から、事情をお話して、おうちの方に理解していただいたので、
みんなも、頑張ってくれたんですね。)


以前は、夏休みや、それから、一ヶ月の5週まであったとき、祭日と重なった時など、
レッスンが無かった時は、次の週のレッスンで

「なあんにも練習してない!」または「うんと練習不足」の生徒ばかりで

「練習不足のような楽しくないお土産が付いてくるのなら、
お休みにするのじゃなかった!」と激しく後悔したりすることもありました。

今回は、そんな気持ちになることも、(ほとんど)なく、
済みました。


ところで、

今、教室には、小学6年生が一番たくさんいます。
この子達をみていると、

「ほんとうに上手になったね~~」としみじみ言ってしまうのでした。

上手っていうのは、「難しい曲がすごく速いテンポで弾ける」とか言うのとは
ちょっと違うのですが、とにかく自分の力で、楽譜を読んで弾いています。

丁寧に弾いているので、(耳があっぷあっぷしていませんから)
私の注意も、弾きながら、聴くことができます。
ゆっくり弾ける子の方が、間違いも正しやすいし、
難しい所の反復練習もうまくいきます。

こういう実力が、すごくついてきたなあ、と思ったので、

ある日などは、二人の6年生が前後した時間にやってきたのですが、

つくづく「上手になったねえ。これなら、中学生になって、全く練習する時間の
無いときや、練習する気がおきないような時期でも、
先生と一緒に進んでいかれるね」と言いました。


長年の経験でわかるのですが、中学生になって、レッスンに挫折してしまうのは、

*楽譜をちゃんと読まないで、おぼえ弾きで、すすんでしまった子

*ゆっくりの練習ができない子

だと、思います。

そういう生徒は出来るだけ(絶対に)作らないようにレッスンしているのですが、
6年生になって、その成果がはっきり見えたので、思わず


「あなたたち、上手になったね~~」と言ったのでした。

今日は、たくさんの小学6年生が、日産スタジアムに集まって、
スポーツの集いがあったんだね。


もう少しで中学生だけど、これからも、ずっと一緒に進んでいこうね。