坂の上のピアノ教室

おうちの方にレッスン室の様子、日頃思っている事をお知らせするためのblogです。

活用法

2012-03-17 | ムジカノーヴァ
金曜日は、合唱をお休みして轟千尋先生のソナチネの講座を
聞きに行きました。

その一週間前、轟先生から

「私の講座の最後に、ムジカノーヴァに連載されているドリルの活用法などを
ちょこっとお話してみませんか?」とメールをいただきました。

「え~~っ??!!」そんな事、私出来るかしら?と
ドキドキしましたが、自分で責任をもって、何回も編集部の方と
推敲を重ねて載せている記事・・・
ちゃんと自分で説明出来ないとね、と勇気をだして、
お話することにしました。

ずっとドキドキしていた一週間でしたが、なんとか無事に終わりました。

って、お話したのはほんの数分間なのですけど。


講座を聴きにくるようなピアノの先生って、ピアノの先生の数にしたら、
ほんのほんの一部。
とても意識の高い方たちばかりですから、緊張しましたー



でも、この機会を通して、もっともっと自分のする事には責任をもって、
いつまでも追求していかなくてはいけないな、と思いました。

小さい子供(子供でなくても大人の生徒さんでも)に教える時、
気をつけている事の一つに、出来るだけ「音高」=音の高さ=を
つけて歌う事があります(私の場合)

視覚的に「ドレミ」と書いてある楽譜をみたら、
自然に「ドレミ」の音程が出てくるように。

視覚的に「ドレミ」でない楽譜を見てるのに
「ドレミ」の音が鳴ったら
「なんか変!」と思えるように。


だから、はじめての楽譜、音符を見たときは、まず

ドレミで、読んで

小さな声でいいから、素敵な声じゃなくてもいいから、音高をつけて歌います。

子供が面倒がって歌わなくても、私は平気で1人で歌ってます。
知らないうちにつられて歌ってます。

ピアノを教えながら、ドリル的な事もやるには、
準備とか手際の良さが要求されるけれど、
少しでもみんなが楽に楽譜が読めて、
たくさんの曲に出会えますように。


また、その時にお話したのですが

私は、ムジカノーヴァを、ぼろぼろに使い回しているので、
それも紹介させていただきました。

はじめの方のカラー頁は、自分の必要と思った頁は、裏の方には申し訳ないですが、
切り取ってファイルして、レッスンに使います。





雑誌って、一度読んだら、本棚に並べてしまって

「アレ?あの記事どこかに載ってたよな~?」

それで終わってしまうので。
必要なところを見つけたら、即、スクラップしてしまいます。

ネットでも、たくさん調べられるけれど、ネットの資料は膨大すぎて、
何を取り出せば良いのか、わからなくなっている生徒に出会う時があります。


ムジカノーヴァの記事は、最初から「ピアノを習っている人、教えている人」用にかいてあるわけだから、
そういう心配がありません。


そして、

ムジカの巻末のドリルは、外せるので






買ったら、すぐに、外して、必要な所をコピーしてしまいます。

時間をかけないで良いように、「一問ずつ」やらせたりするので、
みんなドリル好き。


時々、まねっこして自分でドリルを作ってくる子も。