坂の上のピアノ教室

おうちの方にレッスン室の様子、日頃思っている事をお知らせするためのblogです。

ゆっくり 解説 ?

2023-03-09 | レッスン室から

「せんせーい、You tube 見たら 1日で ○○が弾けたよー」とか

「You tubeでドラえもん弾けるようになったー」と

喜んで報告してくれる生徒がいます。

YouTubeには 今流行りの曲が簡単に弾けるようになる動画が

いっぱいあります。

「ゆっくり」「解説」とわざわざ丁寧にすごくゆっくり画面が動くように

なっているのもたくさんある。

タブレットを1人で使える子だったら、熱心に繰り返し耳コピ?

じゃないね、目コピ?してたら弾けるんでしょうね。

 

それだけ 流行りの曲をピアノで弾きたい人が多いので

それは良いことだと思うけれど。。。

「すごいね、よかったねー」と一緒に喜んであげるけれど。。。

ピアノの先生の仕事って何?と若干虚しさが。。。

 

でも、それも杞憂かな。

 

ほとんどの子は YouTubeの耳コピ目コピだけでは 8小節くらい覚えるのが

精いっぱい。

よほど執念深く YouTubeを見つめないと最後までは無理。

たとえドレミを音符に書いちゃったりしても

普通に楽譜頼りに練習するのには、かなわないみたいですよ。

 

 


右手?左手?

2023-02-08 | レッスン室から

 

小さい子のレッスン

 

左右がわからなくなってしまうことが よくあります

 

右手にだけ カラーゴムで作ったブレスレットを付けてあげます

左右両方に色違いでゴムをはめると言う方法もあるだろうけれど

わたしは 右手だけ。

 

左右に付けたら、

「えーと 赤いゴムは右手だっけ左手だっけ?」

またここで迷ってしまう。。

だから右手だけだよ。

 

 

 


むじるし

2023-01-23 | レッスン室から

 

お店の名前じゃあ、ありません。

 

みんなが練習している曲の「壁」

そこに来ると 急にテンポが遅くなってしまう所

むずかしくてスラスラ弾けないんだな、が はっきりとわかってしまう所

ピアノ教室あるある かもしれません

 

でも、そこを攻略してこそ!ですね

楽譜を開いたら まず

「ムじるし」のついた所を弾いてねー 

と言ってます

または、家に帰ったら そこだけでいいから 弾いて それから

ご飯食べるとか、遊ぶとか、してね

 

どれだけの子が守ってくれているか 、、、ですが、、

 

懲りずに今日も ムじるし つけましょう

 

 


ひらがなじゃダメだよね

2023-01-09 | レッスン室から

毎年、成人式の三連休が終わると ようやく「お正月もホントに終わり」という感じがします。

なんて書くと とっくに仕事始めをしている人々に怒られてしまうけど。。

 

というわけで

今日は休日だけどレッスンしました。

とっても嬉しいことがある日でした。

 

長い間 具合が悪くて レッスンをお休みしていた子がレッスンに復活して来てくれる日でした。

すごくすごくすごくすごく嬉しかったです。

私の中では ちっちゃい女の子のまま時間が止まっていたので

ついつい楽譜やレッスンノートに 「ひらがな」ばかりで書いてしまいそうに。

いけない いけない! たくさん漢字も使おうね。

ゆっくり時間をかけて 止まっていたピアノの時間を動かしていこう。

 

 

 

 

 

 

 

 


早ければ良いってものではない

2022-10-30 | レッスン室から

 

 

どんどんピアノの本を進んで 進めていく子がいます。

その子が2週間でマル◎になる曲を 2ヶ月くらいかけてマル◎にする子も

います。

 

早い子は 音符が読めて 楽譜の中のほかの事もわかって進んでいく子も

もちろんいるのですが、ただただ耳コピで めんどくさいリクツ抜きで弾き進んでしまう子が

あんがい多いです。

 

うんと時間がかかってしまう子は 多くの曲にふれられる機会からは少し遠くなるけれど

時間をかけて接したぶん、音符を読んでいるし 中身も濃く弾いていると言う気がします。

 

何でもかんでも早く進む子はいつか急停車した時

時間をかける事の大切さがわかってくれるといいなあ。

 

 

 

 


咲いているよ

2022-06-07 | レッスン室から

 

昨日、レッスンに来た子が

 

「とうとう 発表会にもらったガーベラが枯れちゃったー」

と言って入って来ました。

「先生のうちのは、まだ花を咲かせているんだね」

 

玄関脇に移した鉢を見て 自分のおうちの花を思い出したみたいです。

大きな鉢に移し替えて、大事にしてくれてたみたいですが、、

「庭に直植えにしたら 生き返るかもよ。」

 

 

 


つまずいてこそ

2022-04-24 | レッスン室から

たまに お子様が 習い事や その他 いろいろで

ちょっとつまずいたとき、

 

「この子には この先生は合わないのでは」とか

「この子には この習い事は合わないのでは」とか

「この子には このメニューは合わないのでは」とか

 

早く結論をだしたい保護者の方に出会います

まあ、私も若いころは そうでした

 

でもちょっとよくよく考えて

つまずいた時こそ  すぐに大きな変化を求めないで

置かれた場所で もう少し何かできないかなあ、って

小さな変化から 試してみることをやってみてもいいかあ、と思います

 

何が言いたいか、っていうと

 

つまずいてる時こそ、見守る大人や

指導している先生の腕のみせどころなんだよ

(それを待たずして すぐに簡単に先生を変えてみよう、とか

考えない方がいいのでは?)

かっこの中の事は 実際には言わなかったけれども

よそのお教室で つまずいている感じのちびっこが

新たな先生探しをなさっていたのだけれど

もう少し 今の先生の手腕に期待してもよいのではないかな、と

思ったので 上記のようなお話をしたところ

 

目からうろこがはがれてくださったようで

私の言ったことが 腑に落ちてくださったようでした

 

結局 先生を変わることは 見合わせたようです

私の言った事が響いてくださったようで

結果的に 生徒が増えなかったけれど それ以上に 

なんだか嬉しい気持ちでした

 

 

 

 

 

 


全開

2022-02-04 | レッスン室から

身近に 濃厚接触者になってしまったり、それに近い状態の人が出たり

生徒さんのクラスが学級閉鎖、休園、休校、、、だったり

たくさん聞くようになりました。

 

それに従って

生徒さん自身じゃないけど、ご家族が 「こうだったけど、レッスンどうしたら良いでしょう?」

というような判断に困るご相談も出てきました。

微妙なラインの判断って 人それぞれです。

特に コロナ禍での考え方、生き方 ってすごく個人差がある、と

改めて感じているので、私の教室なりの

ガイドラインを作りました。

学校や幼稚園保育園の対応も参考にしながら。

 

それでも、

支障がない限り みんな 教室にレッスンに来るのが1番の希望

だから 改めて 対策もきちんとしないと

 

消毒もしてますけど

とても大切なのは、《換気》 と思うので

生徒さんが 帰り支度を始めたら 窓は全開

 

寒いんだけど 

ぱーっと 5分間 全開 

向こうのお家や  公園から丸見えですけど

全開

レッスン中も 2ヶ所ある ドアは中途半端に 開いてます

寒いから 暖房は ケチらない

コロナ禍では  省エネ よりは

感染防止の 全開 

 

早く暖かくなって〜🌷

 

 

 


テイク 1

2022-01-03 | レッスン室から

 

去年は発表会をしなかったので、演奏の記録として

レッスン室で 「一年間のお気に入り」的な1、2曲を録画することにしました。

 

レッスン中の 気楽な 録画ですから

「気に入らなかったら 何回でも撮り直ししてあげるよ」と言ってあげましたが、

子供たち、、、圧倒的に1回目が上手です。

小学生も中学生も高校生も。

 

間違えちゃって、気に入らないからー、と何回か弾くのですが、

弾けば弾くほど集中力が薄まって。。。。

深みにハマります💦

 

そんな時は

 

「また来週、弾こうね」で終わらせるけど、

 

1回目は緊張してうまくいかない大人とはだいぶ違うなあ。

 


ド抜き レ抜き 

2021-12-05 | レッスン室から

以前にも書いた事がありますが

レッスンを始めたばかりの生徒ちゃんには、ドレミ唱をたくさんしてもらいます。

 

飽きないように、

「このメロディのドのとこだけ歌わないで、歌ってみよう」

 

を、やると、面白がって何回も歌ってくれます。

silent singing です。

 

最初は私が

「ミのとこだけ歌わないで」  

などと指示しますが、要領がわかったら生徒たちが自分で

「ソぬきー」だとか 「レぬきー」だとか 自分で決めて 面白がって歌います。

 

 

ある時、ドレミードレミー ♫チューリップ🌷 を 

silent singingしてた 子。。。

 

即座に「ラ以外全部ぬくーーー!」

なーるほどね、、、

豪快で いいじゃないですか

何小節もだまって カウント取るのもけっこうむずかしかったよ