W A K I の気ままなトンボの目

自分流の勝手な生き方ですが、何か気付いたことを書いてみます。
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戦争は終わった 「何もかも無くて戦争終わり告げ」

2005年04月21日 | 歴史
戦況はますます悪くなり、誰の目にも疲弊感が見えてきて、後は本土決戦かというような状況になってきた。そんな暑い夏、重大な放送があるという知らせが入り、老若男女みんながラジオの前に集まった。


WAKIの戦時体験(第7回)「敗 戦」

唯一のラジオを囲み玉音を
その場では子供に意味がわからない
玉音のあとはサイレン聞いてない
きのうまで竹槍作りやってたが
それまでは撃ちてし止まむ合言葉
黒幕の電気の傘を取り外す
電球がまぶしく部屋を照らしてる
やれやれと空襲ない夜かみしめる
戦争は負けたこの先どうなるの
もとの家瓦礫と化して草が生え
駐留の米兵見ては腰抜かす
装備見てこれでは勝てるはずが無い
そのうちに友の父さん帰還する
焼け跡に焼けたトタンの家が建ち

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2 コメント

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「耐え忍ぶ天皇陛下の生きるすべ」 (t-sasaki)
2005-06-22 15:17:37
私も玉音放送を聞きましたが覚えているのは天皇陛下のあの口調で「耐え難きを耐え忍び難きを忍ぶ」というお言葉だけです。

まさに私にとって敗戦は母子家庭の苦難の始まりでした。

よくも悪くも戦争が私の人生を支配していると思えてなりません。
返信する
お互いたいへんでした。 (WAKI)
2005-06-23 09:12:31
t-sasakiさんも苦労されたのですね。だれがこんにちの日本を予測できたのでしょう。

”人生って不思議なものですね。”(WAKIは節をつけて唄うのであります。)
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