W A K I の気ままなトンボの目

自分流の勝手な生き方ですが、何か気付いたことを書いてみます。
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陸軍用地 「煙突は昔の姿留めてる」

2009年02月10日 | TOWN
 WAKIの家から遠望できる太陽が沈む西の方、WAKIが勝手に呼んでいる「煙突山」がある。ほんとうの名前は「妙見山」、大きなコンクリートのタンクは団地の水源にもなっている。そうしてこのあたりは一軒が100坪単位の住宅地、今から65年前までは陸軍用地でこの起伏を利用した弾薬製造所であった、あの煙突は火薬の乾燥のための煙道の名残りで煙突の横に出ている鉄骨は戦闘機の攻撃から守るため草木で偽装をするための支柱だそうだ、今も団地の一角には石の標識が残っている。昭和14年3月1日には枚方市内の禁野弾薬庫で大爆発がおこり1週間にわたって燃え続けたが当時は機密で一切報道されなかった。市はこの惨事を忘れてはならないと、爆発から50年を経た平成元年に3月1日を「枚方市平和の日」に制定した。
コメント (4)
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