現代日本語百科   けふも  お元気ですか

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許されざるは

2013-09-05 | 映画を見ました
映画の試写会に出かけた。こんなの初めてだというような感想を言えば、共通する思いの方もいらっしゃるかというと、それは映画が公開されてからのことだろうということで、その出来事は試写会場でのことだとなる。何があったかと言えば、クライマックスのこれからと言うところで、ぷつんと切れたのである。緊迫していた大団円の寸前で会場はしばらく息をひそめたまま、真っ暗だった。というような、お粗末の一幕があったというわけだ。話にも何にもならない。30数秒かもう少しかかったか、長く感じたものだから、会場もざわめき始め、トンでも試写会になりそうな、かろうじて復帰したが、やっぱり飛んでしまった。これは公開されたときに見よということだろう。それで大団円は結末へと進むが、気抜けがしてしまった。かえりみちみち、許されざるは、なんであったかと・・・ . . . 本文を読む

音声

2013-09-05 | 日本語百科
音声は、人間が、音声器官を使って話しことばとして発する音であり、言語音とするのが、現代語の意味である。この説明は日本国語大辞典が引く用例で、開化の入口、1873~74、〈横河秋濤〉下、イーヤ夫でも彼等は何処やらに臭みが有る、イーヤ舌が短かいの、音声(ヲンセイ)が違がってゐるのと無理に彼を隔て我身を立てるは、という例が見える。 おんせい と読みをつけるこの語は、いんしょう いんせい、おんじょう、おんぞう、と読んだ。 . . . 本文を読む

疫病 古典に見る病名史4

2013-09-05 | 病名のことば
疫病は、えやみ えのやまい と、古事記、日本書紀に出てくる。また倭名類聚抄わみょうるいじゅうしょう では、疫 を表出語に、衣夜美 というふうに漢字について日本語の読みを記している。平安時代初期の辞書である。読みは、えやみ と訓をつけているので、そのような病名があったということである。この辞書には、疫についてまた、度岐之介 と訓をつけている。読みは、ときのけ である。さらに中国の辞書、設文せつもん を引いて、民が皆病む病であると説明を加える。古代から疫病についての記述がある。有史以前にも流行っていたであろうと推測される。日本書記に記載がある疫病は崇神天皇の時代だ。年代は正確には不明である。大陸との交流で朝鮮半島を経由して日本に伝わったかと、病が語る日本史では述べている。大宝律令で、鎮花祭のことを記載する。疫神を鎮めるための祭りである。はなしずめのまつり は、花びらが飛散する春に、疫神が疫病を広めると信じられたために、それを鎮めようとおこなわれたものらしい。 。 . . . 本文を読む

いつ  私説 源氏語り7

2013-09-05 | 源氏語り
いづれの御時にか、おーんときにか、と、強めて読む。 物語りの冒頭は、物語準拠論では遡る設定である。 延喜年間と天暦年間、947-957 の治世に範を求めて語り出される。 いまのわたしたちは、その順で読み始める。 源氏物語の作者は紫式部だといわれている。 言われているというのは、そう伝えらえてきたということで、たしかではないという意味だ。 名前も紫式部がなぜ紫なのかも明らかにすることはできな。 しかし、言い伝えいぇきたことによて、そうだとされる。 古代の女性が名前を歴史の記録にとどめないことは知られている。 名を残す人もいて、それは王族の場合で后や王女は名が伝えられる。 文学作品の作者名などは多く固有名詞であるかというと、そうではない。 実際には、呼び名なのだが、それを固有名としている。 源氏物語を紫式部が書いたということ、これは伝えるままでいい。 ただその積極的な証拠を揚げることはできない、情況によるとでも言いうる。 . . . 本文を読む

猛烈な雨

2013-09-05 | 日本語どうなるの?
新聞記事の見出しに、もうう 猛雨 とあった。流行語の、おお、もーれつ と言うのを思い出した。豪雨を超えるつもりか。集中豪雨、ゲリラ豪雨、降雨のことである。激しく降る雨である。雨の付く熟語は辞書によると、甘雨・降雨・豪雨・細雨・慈雨・秋雨・驟雨(しゅうう)・小雨・晴雨・多雨・梅雨・白雨・微雨・風雨・雷雨・涼雨・霖雨(りんう)・冷雨などが、雨の降り方であろう。それでもう少し詳しくすると、暗雨 ・淫雨 ・陰雨 ・雲雨 ・煙雨 ・檐雨 ・簷雨 ・過雨 ・甘雨 ・寒雨 ・喜雨 ・旧雨 ・急雨 ・峡雨 ・苦雨 ・好雨 ・江雨 ・紅雨 ・香雨 ・降雨 ・豪雨 ・黒雨 ・穀雨 ・細雨 ・山雨 ・残雨 ・糸雨 ・時雨 ・慈雨 ・疾雨 ・秋雨 ・愁雨 ・驟雨 ・宿雨 ・小雨 ・雨 ・凄雨 ・晴雨 ・繊雨 ・多雨 ・長雨 ・朝雨 ・凍雨 ・梅雨 ・白雨 ・麦雨 ・飛雨 ・微雨 ・氷雨 ・風雨 ・紛雨 ・暮雨 ・法雨 ・密雨 ・霧雨 ・猛雨 ・簾雨 ・沐雨 ・夜雨 ・雷雨 ・涼雨 ・緑雨 ・淋雨 ・霖雨 ・連雨 ・簾雨 ・和雨 . . . 本文を読む

デジタル新聞  20130905

2013-09-05 | 日記
名古屋市が市内全域に避難準備情報を出したほどの大雨から一夜明けた。台風17号が熱帯低気圧となり、それと停滞する前線で西日本を中心に大荒れの天気、東海地方では1時間に100ミリ以上の猛烈な雨が降り冠水があちらこちらであった。帰路、バス通りが洪水状態と言うのはまだしも、歩いては帰れない状態だった。また竜巻があったというニュースもあり、自然の脅威に何事が起こっているのか。さて、ニュースを朝日新聞で読むことについて。中日新聞を名古屋に来てからずうっと読み続けてそこに日経新聞を読んでいた。この3月からデジタル新聞を朝日で読み始めて日経のデジタルと合わせてそれこそスマフォでも読んでいる。おのずと新聞の何を読んでいるのかと言うことに思い至る。紙媒体を購読する人は折り込みに地域の情報、買い物のセールを求める人もいる。起こった出来事ならばサービスプロバイダーが契約するニュース配信で伝わるところがある。新聞が伝えるところは社是としてのものがあって変わらないだろう。 . . . 本文を読む