現代日本語百科   けふも  お元気ですか

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うたう、ことば

2013-07-20 | 現代日本語百科
わたしたちの祖先は、ことばを持っていた。歌である。それを、うた・ふ ことで、ことばを伝えていた。うた・ふ とは、歌を繰り返し行う、いとなみである。そこで、うたう、歌う/謡う/▽唄う/×謳う という字をあてる。うた とはなにか。朗詠する詩歌であった。朗誦するおこないであった。漢詩に和歌に、ことばをとらえた。そこに、ことばがあり、詞と辞をまなび、朗唱した。もともと、うたうことをことばにもち、言葉を文字から取り入れたのである。さまざまに多くを学んだ。ことばをくちにだすことは、気持ちを表現することである。それはこころの声である。わたしと周りの者と、物とのかかわりを謡うことで、ことばとなるのである。はじめにことばありき、そのことばは文字とともにあり、文字は漢字であった。漢詩を吟じて言葉にだす気持ちを日本語で呼んだ、日本語に読んだ、そして日本語を詠んだのである。 . . . 本文を読む

激おこぷんぷん丸 ギャル語

2013-07-20 | 日記
ギャル語とは、ギャル言葉とは違うのだろうか、次は、怒った時に使う言葉 とあったから、ギャルはまだ使うようだ。   弱めは  おこ   普通には   まじおこ    強めとなると  激おこぷんぷん丸    最上級に   ムカ着火ファイヤー    爆発して   カム着火インフェルノォォォォオオウ    神として最上位に    げきオコスティックファイナリアリティぷんぷんドリーム     なんだそうだけれど、朝番組ワイドショーの、ココ調でやっていたから、どうなんだろう。おこ  カムチャッカのもじりで、神となると、きゃりーぱみゅぱみゅさんのコメントがあるようだ・・・ . . . 本文を読む

ことば ことのは ことは

2013-07-20 | 日本語百科
日本語のことばは、ことは、であったか。濁点符号をつける、ことばとし、文字を当てて言葉として、すでに語が成立していた。後世にそれを捉えて、こと、わざ、こころとして、言をみようとした。その言はまたこととしての事であるとする。ことわざの語源とも言う。言葉が事端でもあったのである。 ことのはとして、言語をさし、まことかと聞きて見つればことのはを飾れる玉の枝にぞありける  竹取物語に見え、また、事にする歌、和歌となる、やまとうたは、人の心をたねとして、よろづのことのはとぞなれりける   古今和歌集の仮名序に見える。ことを事とみるのは、言語の行為とその行為の実現そのものであった。事は、とすると、この言葉の語源を思いついた。万葉集の歌にも、言羽 とあり、ことばと訓み下す。ももちたび恋ふといふとも諸弟らがねりの言羽は我は頼まじ 大伴家持 4-447 と詠む。その表記に羽字でないものもある。 . . . 本文を読む

ネットで何が0720

2013-07-20 | 日記
ネットで何が、というコラムで、検索され続ける汚名と題して、ローソン契約解除の1件が取り上げられている。フェイスブックに掲載されていたアルバイト従業員の画像とともに、名前も顔も出ていたことを表題のこととしている。このコラムは現代の世相を映して分析が鋭い。投稿し拡散し続ける、汚名の消えないのがネットの怖いところだと言う。説明があるように、キーワードを検索画面で入れると、その通りトップから連続してサイトが出てくる。事件としての報道はこの週明けだった。連休のあとのフランチャイズ店の休業がニュースだった。発端は一か月前にさかのぼって、問題写真の投稿と掲載は6月18日のことになる、それから不衛生だとの書き込みが始まり事件の顛末となった。あらためてこのニュースが4日前のことを思う。さきのコラムでは、ネットは一度の失敗をも許さない、と述べる。これはフェイスブックを使うユーザーにしてもっとも気を使うことであるが、実名表記について、さらに説明する。 . . . 本文を読む

ロシア資料  日本語教育史(23)  

2013-07-20 | 日本語教育の歴史
ロシア資料による日本語研究、研究叢書545、この書によって漂流民が遺した日本語についての具体的なようすがわかる。専門書としての内容はつぶさに伝わった日本語の事実がわかり裨益するところが大きい。18世紀薩摩漂流民がロシアで遺したした資料のうち、文献を利用して日本語研究を行って漂流民の資料故に京都語の中央語史とちがった、方言研究史になると言う。方言国語史であり、口頭語の資料として位置付けられる。漂流民たちは漢字を十分に理解していたか、あるいは公卿が話したり読んだりするような日本語をインフォーマントとして伝えたわけではない。当時の薩隅方言資料となる。扱っているのは、露日単語集、日本語会話入門、友好会話手本集、世界図絵である。ロシア資料の沿革はこの著作によってこれまでの研究に合わせてほとんど明らかになる。ゴンザ、ソーザの足跡はロシアに渡った薩摩方言の日本語としてさまざまに思い合わせられることは計り知れない。 . . . 本文を読む