アイランド The Island 2005年のアメリカ映画 監督 マイケル・ベイ 脚本 カスピアン・トレッドウェル=オーウェン アレックス・カーツマン ロベルト・オーチー 原案 カスピアン・トレッドウェル=オーウェン 製作 マイケル・ベイ イアン・ブライス ウォルター・F・パークス 製作総指揮 ローリー・マクドナルド 出演者 ユアン・マクレガー スカーレット・ヨハンソン BS放送で鑑賞。もう8年も前の作品にして楽しめるSF映画だった。臓器提供の会社などが現実味を帯びる。逃避行となるのだけれど、ここがいまいちよくわからないところで、出てくる車のデザインや交通の空中レールみたいなのや飛ぶ車のような、それを轟音とともに楽しんでいたら、スピーカーがうるさいと言われてしまった。 . . . 本文を読む
日本語誤百科 34 ページ パソコンを立ち上げる を、例題にしている。ブログで言及があるので、紹介しておこう。
表題は、日本語の表現として定着している。PCを起動することで、パソコンが立ち上がる パソコンを立ち上げる いずれも使う。動詞の組み合わせで、が格 を格 いずれが前項また後項の動詞にかかるかによる。PCにある自動回路を承知するのでこの表現には違和感がない。むしろ日本語らしい表現である。会社や企業の、起業にも、会社を立ち上げる会社が立ち上がる となって、まさに会社が起つのである。なかに文学全集を立ち上げるについての意見も見られて、著名な方による編集になると、全集が起つのであろう・・・ . . . 本文を読む
語彙論はさまざまな日本語の現象を明らかにした。その分析によってわたしたちの日常生活の語が捉えられる。用語として、理解語彙と使用語彙、これはまた発表語彙でもある。学習語彙として、基礎語彙、基本語彙など、具体的なことがらがわかるようになった。日本人の成人が持つ日本語の語彙量はどれだけであるかが、この時代にあってのことであるが、調査によって推測できるようになった。語を語彙項目にしてひとつひとつ、数えることから計算機の処理によって統計手法において示される。基本語彙の説明で、基礎語彙の解説に合わせて世界大百科事典 第2版の解説には、単語の使用度数などを調査し、ときにはこれに主観的な増減を加えて、一定限度の語彙を選び出すことがある、このようなものを〈基本語彙〉と呼び(ときには〈制限語彙〉ともいう)、日本の英語教育でも中学・高校の〈必修語彙〉が定められている、というように解説する。語の使用頻度を確かにすることで、重要語を選定する。このことは、それまでの基礎語彙が研究者、教育者によって主観的に学習語彙として選定されるのを統計データで明らかにするといえよう。 . . . 本文を読む
よのなか、この語は仏教語の世間からできたようである。世を、よ 間を、なか と訓んだ。現世また今世であるが、来世と前世であわせて三世となる考え方がある。翻訳語としてそれを日本語読みをする、その移入された思想はどう広まったか。物語文学の用例を確かめることになる。なかでも、よのなか とする異性間の関係、男女の愛情を解釈する使い方は人間の世界のことであった。日本国語大辞典の語義解釈を見ると、〔一〕この世に生きる人間の構成する社会。また、その社会でのさまざまな人間関係。(1)前世・来世に対して、現世。この世。(2)出家悟道の世界に対して、凡俗の住む世界。俗世。俗世間。娑婆(しゃば)。(3)人が他と関係し合いながら生活する場。社会。世間。また、世間での生活やならわし。(4)国。天下。世界。5)勢力の及ぶ範囲。力を発揮できる領分。天下。(6)世の常であること。世間普通であること。(7)社会の情勢。世相。世情。(8)社会での境遇。世間の待遇。また、世間の評価。(9)生計。世渡り。(10)男女の情。夫婦仲。〔二〕時の流れの一区切り。(1)人の一生。生涯。寿命。また、人生。(2)統治者の在位期間。天皇の治世。(3)当節。当世。その時分。〔三〕人間界をとりまく自然環境。(1)世間をとりまく空間的なひろがり。外界の様子。四方の自然。あたり。(2)天候。気候。(3)農作物、特に稲の作柄。また、豊作。
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燃費がガソリン、リッターあたり30キロを超える。これは軽自動車が実現した。この数値はエンジンの性能を上げるコストと価格の限界でもあるようだから、ガソリン車に望めるのはこれまでだ。とすると小型車にもこの数字が走りの目安となると言えるだろう。いまその主流にあったガソリン車を上回ってHV車が販売占有率を半数以上、占めている。ハイブリッドヴィークル、ハイブリッドカー、ハイブリッド車は、異なる動力源を2つ以上、持つ自動車のことだが、略称はHV、Hybrid Vehicleとなる。その仕組みがそれぞれさまざまでわかりにくい。PHV、plug-in hybrid vehicle などと言うのもある。自動車メーカーがしのぎを削って技術改発をしているのだから、わたしたちにわかりにくいのは当然か。日本での車は、内燃機関と電動機を動力源として備えたHEV、hybrid electric vehicle である。それで、内燃機関と電気モーターが2つあって、分離して、また結合して走るらしい。 . . . 本文を読む