哲ノート

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萩の月の由来 -池袋演芸場十一月中席-

2019-11-13 23:24:36 | 落語・浪曲・講談・演劇・芸能
今月も池袋演芸場最前列に陣取って寄席を満喫します。

十一月中席昼の部は女流柳亭こみち師匠が主任です。

池袋は演者と客席が近いので客席が良く見えるそうで、こちらも“にぎやかにする役目”もあるし、見られていますから気合を入れて緊張感をもって

4時間の寄席芸を楽しみにして臨みます。(だいたい同じ座席に座るんで、ホント芸人さんと目と目が合っちゃったりするんです。特にななめ45度は…)



開口一番は「たらちね」から…(ここ2回ほど「子ほめ」が続いたんでよかった)「馬のす」「小言念仏」「もぐら泥」「掛け取り」「代書屋」「猫の皿」「つる」…

今日はおなじみの演目ばかり続いたんで、どんなマクラかな…とか、どんなくすぐり入れるんだろ…なんて、最前列で足を投げ出してリラックスモードで聴き入れます。

トリは柳亭こみち師匠。歯切れの良さとわかりやすさ、時々入れるくすぐりのウイットさ…魅力ある女流落語家さんです。

まくらはお土産の話から、仙台銘菓「萩の月」の渡し方…なんてことまで、そこから(仙台つながりで)「ねずみ」に入りました(?)

ご存知「彫り師 左甚五郎」の仙台での逸話に基づいた演目。でもでも…いつもの「ねずみ」とちょっと違う感じで話がすすみます。

…あれれ、虎屋のトラがしっぽを持って回りだす(これは「ちびくろサンボ」じゃないですか)

廻り続けて溶けちゃって(バターじゃなくて)クリーム状のアンコになっちゃった(?)

このアンコがめちゃうまい!! うまいけど「おはぎの次にうまい!!」

「えぇぇぇぇぇぇ!!」

おはぎのつぎにうまい…おはぎのつぎに…はぎのつぎ(ホントかぁ?)

なんとなんと「萩の月の由来」という新作落語でした!! 「萩の月」「ねずみ」「ちびくろサンボ」が微妙に折りあって「萩の月の由来」とは…ジャンジャン!!
コメント
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