哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

「ビジュアル 星空大全」という本

2024-01-17 14:01:00 | この本
この時期澄んだ夜空にきらめく星空がキラキラときれいに見られる季節になりました。

子供の頃から天体・宇宙・星がとても好きで、子供ながらにポツンと夜空を見上げていたり、プラネタリウムに行ったり、もちろん星や星座の図鑑も読んだりして

一生懸命アタマに叩き入れて・・・「あっ金星だ」「あっ北斗七星だ」「あっオリオン座だぁ」なんて自慢気にしゃべっちゃったりして・・・

オトナのいまになっても事あるごとに夜空を見上げたり、月の満ち欠けを楽しんだり、流星群が流れる夜は流れ星が見えるまで首が痛くなるほど粘って見ちゃいますもん。

(余談ですが、星空見ていると目が良くなると思います、いまでも視力が落ちていません)

そんな時こんな本を見つけちゃって、さっそく手に入れました。


「ビジュアル 星空大全」

すべての星座が成り立ちや解説付きで丁寧に紹介されていて、天体図や星座図というよりもうんちく満載の星空図鑑って感じ

知っている星座はもちろん、聞いたことある星座、まったく知らない星座も、一つ一つの星座にそれぞれストーリーがあって、雑学があって、うんちくがありなかなか読み応えあります。

(全部読むとアタマがパンクするんで、つまみ食い的に読みますが・・・)

ちょうど今は南東の空にオリオン座、冬の大三角形、シリウスがピカピカと輝いて、道を歩いていても立ち止まっちゃうほどの星空です。

星空をながめるだけの心のゆとり、アタマのいやし、気分の落ち着き・・・日常の生活の中でとっても大事な一瞬だと思います。

この“うんちく”星空大全をみて、さらにさらに奥が深い星座の世界に入り浸れそうです。

「あ、いつもよりペテルギウスが赤いなぁ・・・」

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「感謝のコツ」という本

2024-01-06 23:41:49 | この本
“読書家”なんてもんじゃないんですけど、そういえば・・・(いま思えば)毎年年始に1冊本を購入しています。 (「本離れ」なんて言葉もある中、貴重です)

「感謝のコツ」 植西聰 著 PHP研究所

毎日をいい日にする! 「ありがとう」と言うと、もっと良いことが起こる 「日々是好日」の生き方・・・という副題がついています。

今年作成した年賀状に一筆入れた「日々是好日」という言葉から、連想・触発されてさっそく購入した本です。

これからの毎日、毎日をどのように・・・それには「感謝」という言葉がいいんじゃないだろうか。

それを啓発・啓蒙する意味で、1つアタマに入れておいていい言葉・文章というものがないかなぁ・・・と読み始めました。

肩肘張らずに、のんびりと読んでみる。「すべてアタマに入れなきゃ・・・」なんてことしようとしなくても、すぅ~とアタマの四隅に染み込んでいく、そんな感じの文章が続きます。

------「今日という日を良い日にしよう」という意識を持ち、また実践していけば、どのような日であれ「良い日」になるのです。(まえがきから)------

うれしい言葉・文章がいろいろとちりばめられた本を年始早々手に入れました。

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「からぬけ落語用語事典」という本

2023-10-16 00:06:46 | この本
長年「落語ファン」として寄席通いしたり、演目をいろんな方法で拝聴したりして、かなりの噺をアタマに入れてあって噺家さんがマクラから噺の本筋に入ると

「(ああ、あの噺だ)・・・(まるでイントロクイズみたいに)」なんて感じで“安心して”噺の世界に入り込めるんですが・・・

噺はわかっていても、噺の中に出てくる“今は使われていない”言葉や表現というものは、その場では「知ったかぶり」みたいにしちゃって、

あまり深く言葉を理解してなくても、噺の流れからしてそのままにしちゃうこともあります。(ああ、そうなんだとわかったつもりで・・・)

ちょくちょく登場する言葉・表現はなんとなくわかるんですが、やはり落語の噺をより理解を深めるためには参考になる書物も必要なもので・・・

今までは「落語手帳(廃刊になっていて貴重品です)」で確認の意で本を開くんですが、より理解を深める上でもう1冊手に入れました。



「からぬけ落語用語事典」

からぬけとは、噺家の間では「完全に言い逃れる、出し抜く」という意で、作者にあとがきからすると言葉を理解するためには「言い訳がましく」なってしまいがちで

言葉そのものの意味や使い方などはあるのですが、言葉が使われる背景になるとどれが本当なのか確実な引例がないような…あるような…で・・・と、いったところになるようです。

でも、この事典の良さは実際使われている演目が索引がわりになっていることで、より演目の理解を深められるところがあって、いままでの「知ったかぶり」を少しでも解消できそうなところがある点です。



「きせる(煙管)」

落語の演目ではかかせないアイテムのひとつ。

「長短」「岸流島」「紫檀楼古木」などではこの「きせる」が噺の中でなくてはばらないもののひとつになっています。

当然噺の中に「雁首」「羅宇」「吸い口」「煙草入れ」「火皿」そして「きせるを吸う仕草」まで、噺を楽しむ上で予備知識として必須にならないといけません。

事典ではイラストとともにうんちく(参考)まであるんで、より噺の理解を深めるために大変参考になります。

まだまだ「落語」「寄席芸」に携わろうとしている身としては、バイブルのような事典になりそうです。








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「気まぐれロボット 子ども版」という本

2023-07-21 23:17:00 | この本
どこかの書評欄で見つけたもんだから・・・手元に置いておくかと1冊の本を取り寄せる。

「気まぐれロボット (子ども版)」 星新一作 和田誠絵 理論社

中学生くらいですかね、この本に出合ったのは

だれしもが知っているSFショートショートという短編小説の確立した星新一氏の代表作

これを子供向けに、読みやすいように大きな字とふりがなをつけて、りっぱな“読み聞かせ”の本として発売されたものです。



全31篇のショートショートが載せられており、内容もユーモアとちょっと皮肉も交えて、読み解くととても奥深いものでもあり、またあっさりと読み流すこともできる短編が続きます。

子供は興味をもって読み続けるだろうし、オトナも自分のようなショートショートで育まれた世代にも、もう一度読み返そう・・・という機運になります。

和田誠氏の挿絵も、本の装丁もとてもオシャレなもんで、豪華な保存本みたいな「きまぐれロボット」になっていました。

ひととおり読み終わって、自分の本棚に永久保存となりました。










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「コサキンというラジオ」という本

2022-12-11 20:49:49 | この本
「コサキンというラジオ」という本が出版されたのでさっそく入手

「コサキン(当時はコサラビ)」がラジオで冠番組もって41周年を期しての出版

当時からのヘビーリスナーとして、当時を懐かしむ、コサキンという一時代を忘れないためにも、ぜったい手元に置かないと・・・で、予約しておきました。

小学生のころ流行っていたBCLから始まり、やがて深夜ヘビーリスナーになって、社会人のいまになっても時計代わりとしてのラジオ、ニュース・情報源としてのラジオ、世相・流行を感じてのラジオ、話題づくりのラジオ

もう生活の上ではかかせないラジオ、ラジオとのかかわりが続いています。

そのなかで一時代を築いたのが「コサキン」小堺一機・関根勤のコンビがラジオの世界で縦横無尽に暴れまくった時代。

自分がオトナ一歩手前の青春の時期から今現在にまで大きくインパクト・影響を受け、事欠かない流行・はやり・インスピレーション、そして発信に一喜一憂した、まさに「人」として成長の糧となった、まさに文化そのものです。

当時の流行・発言集・イベント・エピソードが満載の本で、「これ知ってる・・・」なんてものが多々ありますが、正直今となってはなんだこりゃ・・・というのもあります。

でもそれでいいんですよ、そんなに意味深に深く考えなくても・・・それを耳に入れて聞き流して含み笑いすれば、ただそれでいいんです。

だって「意味ねぇ・・・」で笑って受け流すのが「コサキン」なんですから・・・

それでは、「せぇの~、パッフォ~ン!!」



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「スヌーピーと禅のことば」という本

2022-05-14 23:17:39 | この本
「ピーナッツ」というコミック、というより「スヌーピー」か・・・自分は「チャーリー・ブラウン」として身近に感じているが…

以前に「ピーナッツ 勇気の出る言葉」というピーナッツ(スヌーピー)の世界と著名な名言集を結び付けての書籍が出て、親しみやすいピーナッツの漫画を読み進めたことがありましたが、

今回のは「スヌーピー(ピーナッツ)と禅の言葉」を関連付けて読み進めようとする書籍が出たんで、さっそく拝読することに・・・。

  

「心をととのえるスヌーピー -悩みが消えていく禅の言葉-」

禅の言葉から
「休息万事」なら 「すばらしい明日に備えて、たっぷり休むひつようがあるんだ」とスヌーピーがささやいてくれる。

「而今」なら 「「いつも」って言うなよ。 人生に「いつも」はないんだ」とくる。

   

「一箇半箇」なら「しあわせは分かち合うもの」

「水急不流月」なら「星焼けするには、おあつらえの夜だね」

「無分別」なら「誰が悪い人で誰がいい人なのかなんて、誰が言えるのさ」と悟られる。

    

禅の言葉はよく読んでも“深すぎて”わからんものだが、挿絵的にスヌーピーが“たとえ”のような言葉を当てはめてくれるんで、とりあえずは「そういうもんか…」となるような本です。

まあさらっと読み切ればいいのかな・・・こういった「言葉」の羅列で博学になった気分になれば。
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「日本の路線図」という本

2021-07-11 14:35:00 | この本
こんな本を店頭で目にしちゃったもんだから・・・一発でまたまた、「衝動買い!!」しちゃった。(まあ興味あるもんだから)

「日本の路線図」-いま見ておきたい、全国149公式路線図-

日本全国の各鉄道会社が独自のスタイルで作成している路線図を一冊の本に集めたものです。

   

利便性・視認性はもちろん、地域性・デザインを凝らしたものが多く、鉄道マニア・路線マニア・駅名マニア・中小私鉄マニアのみならず

地理マニア・地図マニアからデザイン関係まで、ついついページを開きたくなる衝動にかられます。

  

なかには見慣れた路線図もありますが、地方のローカル私鉄なんか名前は知っているけど、こういったオリジナリティーあふれる路線図を見ると、より親しみと興味がわいてきます。

駅名なんかも地元密着でローカル色あるものが多く、これは普段の生活にはあまり関係ないが、この「路線図」を通して“あたらしい発見”を見つけ出しておもしろいものです。

デザイン性も含め「路線図」というものに着目したなかなか有意義な図鑑として貴重なものです。

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「すごすぎる天気の図鑑」という本

2021-07-03 08:22:00 | この本
「すごすぎる天気の図鑑」荒木健太郎 著

「空の不思議がすべてわかる!」「空前絶後の気象のはなし!」なんて副題がついていて、天気・気象・雲・空の雑学が「へぇ~」と盛りだくさんに・・・。

すべてにフリガナが入っていて、オトナもコドモも気軽に読み進めることができる天気の本です。

   

荒木氏のツイッターを見ていて、特に空・雲に関しての見識の広さがこの本にギュッと詰め込まれています。

自分は普段から空・夜空をぼぉ~と眺めるのが好きで、そしたら荒木健太郎氏のツイッターにぶち当たり、そしたら荒木氏の最新刊がアタマに入って即購入、今以上に空を見上げる自分がいました。

   

ぼぉ~と空を眺めながら・・・。

   

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「ウルトラセブン研究読本」という本

2020-09-07 23:26:01 | この本
いよいよ今月末、「ウルトラセブン」の4Kリマスター版が放送されるんだって・・・

ウルトラシリーズのなかで、なんといったって「セブン」が一番

子供の頃見てはいたが、大人になってから改めてこの番組の偉大さ、魅力をまざまざと認識し、一連のウルトラシリーズの中で“こんな番組”見ていたんだと痛感させられたものです。

オトナの今でもただの怪獣もの、特撮ものではなく、ひとつのヒューマンドラマとして位置づけられて、感慨深く見ることができます。

そんな番組が、あらためて鮮明な4K放送で見られるなんて・・・もうもう「待てませんよ・・・」で、1冊の本をさっそく取り寄せ。

「ウルトラセブン研究読本」

ストーリーから登場アイテム・怪獣はもちろん、番組に携わった俳優からスタッフ・裏方のみなさんへのインタビュー記事が多く網羅されており

ウルトラセブンに関する今まで持ち合わせている知識をより厚く深いものにしてくれる、ファン必須の研究本です。

さあ月末からの放送、期待を込めて目に焼き付けます。
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「向田邦子 ベスト・エッセイ」という本

2020-07-24 23:19:34 | この本
「向田邦子 ベスト・エッセイ」を購入

エッセイ:自由な形式で、気軽に自分の意見や主観を述べた散文・随筆・随想

向田邦子氏の作品は、テレビドラマという形でおなじみで、庶民の生活感を描いた作風が、その安定感もあり好きな作家です。

そんな氏のエッセイをまとめたものを偶然見つけたものだから、“内容をあまり見ずに”即決して手元に・・・



「父の詫び状」から始まり、「家族」「食いしんぼう」「犬と猫とライオン」「こだわりの品」「旅」「仕事」「私というひと」というテーマで文章が散りばめられています。

日常のちょっとした物事から、そこに自分の見方・考え・思い付きなどをざっくばらんに・・・

文体・文章・文字の使い方・配置など短編ではあるが、構成も含め「読ませる」という作品として、読み進めるうちになにか引き付けるものがあるように思えます。

文章の「お手本」のような作品が並べられ、まるで文章を作る「教科書」みたいなエッセイ集です。
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