哲ノート

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中野正貴写真展 「東京」 -TOP MUSEUM-

2019-11-24 23:00:43 | ちょっとそこまで。
いつものTOP MUSEUM(東京都写真美術館)で気になる写真展がおこなわれるので行ってきました。

中島正貴写真展 「東京 -誰も知らない都市の断面-」

誰のいない東京の街中を写した「TOKYO NOBODY」という写真集を見かけたことがあり、そのほかに「東京窓景」「TOKYO FLOAT]といった作品を合わせての写真展です。

今日は中野氏が直接作品を解説していただく「ギャラリートーク」がおこなわれるようなので、それに随行して鑑賞しました。

  

TOKYO NOBODYは東京という大都会の街中に人も車もいっさい写らずに街中を撮影したものです。

現在であれば映像処理してモノは消すことができますが、この写真群はみごとに写っていません。(正月・お盆などなど、その瞬間を撮影するために年月を費やしたとのこと)

でもそれが写真の真の狙いではなく、無人の大都会の「表情」から見るモノがどういうインスピレーションを抱くか…

いつも見慣れている街の表情とは違う何かを見つけることができるか…

  

  

作品を通して自由に感じ取ってほしいとのメッセージが作品に隠れています。

対比ににある活気のある街中のスナップ写真もあり、無機質になりがちな街の表情と活気賑わいのある表情と、

どちらも同じ「東京」ではありますが、普段とは違った表情を常に持ち合わせていることがわかります。



なにげない街中の光景、水辺から水面からの都会の表情、窓を通しての切り取った街…東京というみじかな題材ですが写真を通してさまざまな表情を見ることができました。
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