今回の神奈川近代文学館は「本の装幀」
装幀家 菊池信義氏の展示会
「とある「著者50人の本」展」
本屋さんでの“立ち読み”をかねてなにも目的をもたず書棚をブラブラしているとき、著者名・題名とともに個性的な装幀が目に入ってくる。
もちろん「本の中身」や著者の個性を反映してのものだろうが、1冊の完成された「本」としても重要なインパクトを持つアイテムとなる。
書籍を手に取る読者にとって、1つの選択する要素である「装幀」を実に12000点も手掛けているというのだ。
展内は菊池氏が手掛けた書籍が著者ごとに展示されており、書籍の中身というよりは「本をながめる」ような形で見ることが出来る。
著者との関係もそうであろうが、文章までをも当然把握しての、とってもきめ細かい神経を研ぎ澄まさなければならない作業の上完成するもののようだ。
著者と作品ばかりに目が行くのが当たり前ではあるが、1つのデザインとしての「本」という視点でとても興味深いものであった。
装幀家 菊池信義氏の展示会
「とある「著者50人の本」展」
本屋さんでの“立ち読み”をかねてなにも目的をもたず書棚をブラブラしているとき、著者名・題名とともに個性的な装幀が目に入ってくる。
もちろん「本の中身」や著者の個性を反映してのものだろうが、1冊の完成された「本」としても重要なインパクトを持つアイテムとなる。
書籍を手に取る読者にとって、1つの選択する要素である「装幀」を実に12000点も手掛けているというのだ。
展内は菊池氏が手掛けた書籍が著者ごとに展示されており、書籍の中身というよりは「本をながめる」ような形で見ることが出来る。
著者との関係もそうであろうが、文章までをも当然把握しての、とってもきめ細かい神経を研ぎ澄まさなければならない作業の上完成するもののようだ。
著者と作品ばかりに目が行くのが当たり前ではあるが、1つのデザインとしての「本」という視点でとても興味深いものであった。