牧師雑感

聖書のことばを中心に毎日の出来事を書いています。

末期がんであと数週間と宣言され

2007-04-21 07:14:05 | Weblog
 昨日は都ホテルでの月一度の集い。13名が集まり互いの恵みの証を分かち合う。それぞれが経営者やキャリアたちで時間をやりくりして午後3時ー5時に集う。手をつないで祝福の祈りが終わるとすぐ次の予定に向う。

 3月に洗礼を受けてクリスチャンになった50代夫婦が喜びを語る。特にご主人がエリムキリスト教会に行き出してから、「お父さんは最近変わった!」と長男(新社会人)が話してくれると奥様がニコニコしながら話す。また奥様の良心がご主人が変わった姿に驚いて、エリムキリスト教会の礼拝に参加してくれるようになったことも話してくれた。

 「主イエスを信じなさい。そうすればあなたもあなたの家族も救われます」(使徒16:31)聖書の約束は真実です。

 次いで主人は、皆が変わりましたねと言う理由を話す。それは短気でスグ感情を爆発させて怒るのがなくなった。以前は都ホテルでも怒りをぶちまけて迷惑をかけたことも多々あったが、こんなに穏やかな気持ちで過ごせることは最高の幸せであり、イエス・キリストの十字架によって救われ、バプテスマを受けクリスチャンになったことを喜んでいるとの体験に拍手が起こった。

 

 ホテルの集まりのあと、末期がんの青年を訪ねようと病院に向うが、気になって母親に電話すると、まだ外泊で家にいるので西宮まで来てほしいとのこと。阪神電車は甲子園まではすし詰め。西宮駅で母親に迎えられ車で家まで行く。

 身体全体にガンが広がり、治療の方法は一切なく、あとは死を待つばかりの厳しい状況との説明を聞く。25歳の若さ。見た目には元気そのものに見えるが、確実にガンが進行しているという。「平安があるか」と問うと、ニッコリほほえんで「大丈夫です。イエス様が死の陰の谷を行くときもともにいてくださいます」と答え、詩篇34篇や91篇を朗読し、家族全員と心を一つにして祈る。詩篇23篇を朗読し、また母親の車で駅まで、かなり遅くに帰宅。

 母親のメールを転載(許可済み)しますので、古藤英臣兄とご家族のためにお祈りください。本人はありがとうございますと、この世に生を受け、生駒聖書学院で学んだことや、過去1年間の療養をとおして母親との豊かな愛に育まれたこと、昨年12月から4月まで元気でやりたかったことや、交友関係のすべてのことに感謝しています。

おはようございます。いつも熱いお祈りありがとうございます。 手術の経過事態は一応順調だったのでしょうか・・
傷口は今日抜糸の予定で12階の脳外科から
15階の呼吸器内科のほうへ退院できずに移ることになりました。 手術をして良かったのか悪かったのか・・・・
すべてを益としてくださる神様の取り計らいを
感動と感謝で絶えません。
術後は一日3万円もするというホテル並みの広い個室が無料で今日まで与えられ 昨日は親戚一同20名近くが
教会に行って礼拝できなかった息子のために集まってくれて
礼拝を捧げることができました。癒しのために一同が輪になって暫く祈りました。 私達家族もこの1週間、個室は面会時間の規定がなく
朝から夜の消灯時間まで一緒に過ごすことができました。
本当に感謝でした。 ですが・・・
本人はとてもつらそうで 背中が痛いようで
息も荒く 熱も出て 見ているのが苦しい程です。足や手先が突っ張るらしく もしかすると脊髄に癌が転移しているとそうなるケースもあるということです。
本人もそのことは分かっており、自宅へ帰ることを望んでいます。病院にいても何もできないので、医者さんも許可をしてくれ、来週火曜日まで(苦しまなければそのまま)自宅に滞在する予定です。

詩篇

23:1 主は私の羊飼いですから、必要なものはみな与えてくださいます。
23:2 -3主は私を牧草地にいこわせ、ゆるやかな流れのほとりに連れて行かれます。 傷ついたこの身を立ち直らせ、私が最高に主の栄光を現わす仕事ができるよう、手を貸してくださいます。
23:4 たとい、死の暗い谷間を通ることがあっても、こわがったりしません。 主がすぐそばにいて、道中ずっとお守りくださるからです。
23:5 主は敵の面前で、私のためにおいしいごちそうを備えてくださいます。 たいせつな客としてもてなしてくださったのです。 まるで、あふれんばかりの祝福です。
23:6 生きている限り、主の恵みといつくしみが、私についてきます。やがて、私は主の家に着き、いつまでもおそばで暮らすことでしょう。