城中心のお出かけ記

お城などの歴史系や、奇岩など絶景・奇勝系を求めるお出かけ記です。一番好きな城は姫路城、好きな武将は藤堂高虎です。

将軍山城(北白川城)

2018年02月11日 | 
京都の山城を巡ってきました。
将軍山城は麓の狸谷山不動院から行けます。その不動院は清水寺のような清水の舞台になっていて格好いいです。
本丸は奥の院と元勝軍地蔵が祀られていた石室がありました。何人もの武将が使用しただけあって、曲輪が多数あるみたいで、土塁や空堀が残っていました。
そして本丸の南の竪堀を見てさらに谷の方に降りていくと、突然石垣が現れました。その場所は本にも載ってなくて、城についてのネットでも見つかりませんでした。かなり谷の部分で城や寺や鹿垣でもない感じでした。
誰にも発見されてない城なのかとか、忍者とかの闇の組織のものなのとか色々想像しました。
結局ネットでいろいろ探すとその近くは清沢の石切場という所で、それ関係の石垣なのかなと勝手に理解しました。
それにしても見事な石垣で曲輪を支える石垣だったり、堀や通路を支えるものだったりして、何らかの屋敷とかはあったのかなと思いました。
ここから上に登るのに苦労するような谷で、縄張り図は持ってましたが迷子になり何とか元の場所に戻れましたが、他の曲輪を見に行くことは断念しました。
思いもしない所に石垣があり、城の遺構ではなかったとしても見応え十分で大満足でした。

・将軍山城(北白川城)
・日時:2018年2月11日 午前 曇り
・場所:京都府京都市左京区北白川清沢口町

・遺構:土塁、空堀、曲輪
・歴史
1520年 細川高国が陣を構え、勝軍地蔵を勧請する
1546年 第12代将軍足利義晴と細川晴元が対立し、義晴がこの城を改修を行う
1547年 足利義晴・義輝父子は城を自焼させる
1558年 将軍足利義輝と三好長慶との戦いで使用される
1561年 六角義賢が居城
1570年 明智光秀が比叡山攻略のために一時使用




































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