車椅子で卓球@渡邊剛

2013年より車椅子卓球をスタート。備忘録の意もこめてここにブログを綴ります。
内容は基本パラ卓球、時々食文化。

救急車で病院へ運ばれる!!

2018年10月09日 08時38分17秒 | 日記
本当は個人戦の結果を書こうと思っていたのに、表題のようなことになってしまいました。

しかもジャカルタで!

これは昨日、月曜日の話です。

まぁ脊髄損傷者にはよくあることなのだそうですが、僕にとっては初めて。その経験をこのジャカルタでしてしまいました。

逆にこれはものすごく幸いなこと。

スタッフの方々には大変申し訳ないけど。

だって、アジパラ期間中だからこそ、ドクターをはじめ経験豊富なスタッフによるメディカルの体制も整っているし、だから僕はただ頭痛薬をもらおうと伺ったメディカルルームで、僕の現状をヒアリングしてから速攻の診断と施術。

そこから2段階の対応を即断していただき、結局2段階目まで行った結果の病院。

でももう大丈夫ですよ、当日のうちに選手村へ帰ってきましたから。

選手村にはメディカル部門もちゃんとあるんですけど、それとは別に日本チームのメディカルがあって、超手際よく対応していただきました。

この場をお借りして、スタッフの皆様には心底、厚く感謝申し上げます。

これが通常の海外遠征だったり、日常生活でも起こっていたなら、そりゃぁ大変だったことでしょう。

そういう予備知識があれば対応も違ってたとは思うけど、僕にそれが全くなかったし、もしもを考えるとどうなったことやら・・・

幸いなことは重なるもので、次の試合まで中日は3日ある状況だったので、しっかり養生し試合に挑む猶予はあります。

現地のドクターにも確認をし許可をいただきましたから。

「競技はなんだ?」

「卓球です」

「そうか。大丈夫、しっかり頑張りなさい。でも、インドネシアには勝つなよ(笑)」

なんて会話もあったり、看護師さんもみな優しく手際よく笑顔の素敵な方々で、僕はさらにジャカルタが好きになりました。

そしてそれ以上に、日本人である喜び、幸せを強く実感しました。

スタッフの方々には申し訳ないけど、僕は類い稀な経験をさせていただきました。

このお礼は試合の結果で出さなければなりません。

これを書いている今日は通院翌日。

今日1日は部屋で休んでいなさいという指示をいただいています。

が、明日からはしっかり身体を動かすつもりでいるので、今日は自室で音楽でも聴きながら軽い運動を。

出来ればトレーニングルームへ行きたいけれど、それは様子を見て。

先ほども朝食を取るべく選手村内を軽く走って体の状態を確認。

ちなみに昨日は朝を軽く食べて以降は何にも口にしていません。

まだ少し上半身の疲労感は否めないけど、別段悪い状態でもない。

単なる疲労感に過ぎない。

でもここで何にもしないと、茹で過ぎたパスタ状態になってしまう。

僕はアルデンテがいいのだ(笑)

うどんで言えば、博多よりも讃岐状態。

知ってる人にしか分からないネタ(笑)

全ては次の試合のために。

僕の背中には日の丸がある。

僕はサムライだ。

今日1日は、大石内蔵助の2年間状態で、耐えて過ごす。かな?

貴重な経験と知識を得たジャカルタ。

お世話になったスタッフの方々には本当に感謝しかない。

その分、これからもっともっと頑張ります!

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