8月下旬から先週まで、月~金の週5回見続けたNHK人形劇「平家物語」(CS時代劇チャンネル放送)が終わりました。
はあぁ・・、夜の11時から2回分毎日視聴は、さすがに疲れましたが、今はしみじみ感動の余韻に浸り中。
ドラマ等、何度も取り上げられた題材なので、話の展開はわかっているものの、その都度、人間の本質に触れるような、もののあわれな風情に胸打たれます。
それにしても、源頼朝は嫌なヤツですねぇ。 本来の古典に限らず、たいがいどの小説も、義経に肩入れしているので、分が悪いのはしょうがないですが・・・。
そんな悲劇の貴公子・源義経ですが、手塚治虫「火の鳥 乱世編」では、切れまくった過激派に描かれていたので驚いた。
また、映画「五条霊戦記」の遮那王・義経(浅野忠信)は、平家一門に報復の鉄槌を下しているうち、殺しが快感となり、より強い敵を求めて魔道に堕ちていく様が印象的。 (ブラックな義経を、鑑賞するだけの作品か?)
平家物語からの連想で、あれやこれや思い返してしまいました。
登場人物について、さまざまな解釈が生まれるのが、歴史モノの面白いところです。
髪の感じがステキ度をアップさせてますー☆
私が先日読んだ、萩原さんの‘風神秘抄’ではとても幼い頼朝が出てくるのですが、はかなげで頼りなさげで、かばってやりたくなるキャラでした。
歴史物は、作者によって、いろいろ解釈できるところがとても好きです。古い時代ほど、自由にキャラが遊べるような気がするしー。
歴史上の有名人は、一発で変換して欲しいですよ。
義経は数多く取り上げられているキャラなので、それだけを立て続けに読み比べてみるのも面白いかも。
昨年のNHK大河ドラマは、見てなかったけどね・・・。
上の後ろのほうでしばってないところが!!
しゃなおう!!それそれ~~それでっす!!
義経は人気の人物ですもんね。頼朝はあまり人気ないしー。
長い髪そのままでもよかったんだけどね。 既存の絵では、神社の巫女さんのようなヘアスタイルが多いみたい。
五条霊戦記の義経は、それほど長くはないザンバラで、あれはあれでカッコよかった。