漫画/ハリソンさんはカノ紳士 Mr.Harrison is THE GENTLEMAN ― フランス通過編 ―(前半)

18世紀欧州が舞台の歴史ロマン。アヴィニヨンの薬屋小町クレールとハリソン&マルセル主従との運命の出会い。

あの男みたいな女が…

2010年01月17日 22時50分39秒 | 第15話/トリシャン・コード

Copyright © 2010 gmprogect All rights reserved.

* * * この物語は、基本的にはフィクションです。 * * *



 第11話のラストの部分で、
ハリソンさんとランズバーグさんが、
新任大使のお披露目を兼ねた、
パリ在住英国人の親睦会会場で勝手にダンスを踊り出す場面。

 アルカンジェロ・コレルリの合奏協奏曲ニ長調Op.6-4
第3楽章で踊っていて、
最後近くになって曲の速度が上がったように聞こえる所で、
二人は、 「 タイタニック 」 のローズ&ジャックのように
高速回転をした後、離れて、
ハリソンさんは2回転-2回転のコンビネーション・ジャンプで
〆ました。

 ランズバーグさんは… このペチコート ― ( 当時はスカートの事を
こう呼んでいました。 ) ― の丈と広がり状態では、
「 トリストラム・シャンディ 」 7巻ラストでペタンコスカートはいてる
ナネットさんとは違って、貴婦人には見えても、
コンビネーション・ジャンプはとうてい無理そうだし、
たとえ単独でもトリプル・アクセルは絶対無理でしょう。
( つーか、アクセルさん生まれてないし~。 )

 1回転半ジャンプと両足を付いて1回転した後、
フィギュアスケート選手の鈴木明子さんが、
フリー・スケーティング時に、
ウェストサイド物語のラストでやってたポーズで〆ていました。


 〈 次回の更新予定は、1月24日 ( 日 ) の予定。 〉