風子ばあさんのフーフーエッセイ集

ばあさんは先がないから忙しいのである。

「年をとったら驚いた!」 嵐山光三郎 

2015-01-18 10:37:30 | 読書

 老齢の好色は命の賛歌である、と書く著者は1942年生まれ。

 

 年をとると、昔できたことが出来なくなる、

大事なことを忘れる、全力で走れない、すぐトイレに行く。

やたらと屁が出る。

どれもこれも面白いじゃないですか、と笑い飛ばす

「早く今が昔になればいい」という境地らしい。

 

 しかしなあ、著者よりずっと超高齢のワタシラの境地には

いやあ、まだまだ……ですなあ。

 

「竹林に旧年ひそむ峠かな」 橋本鶏二

 

新講社   1400円

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