風子ばあさんのフーフーエッセイ集

ばあさんは先がないから忙しいのである。

ソウルは近しされど

2018-11-14 10:05:19 | はらから集いてソウル

ソウルから福岡までの飛行時間は1時間8分とアナウンスされた。

 しかし、今朝ホテルをチェックアウトしたのが10時半。

搭乗15時、出発15時半だが、

空港には早々と到着して、ちょっとした買い物をしたあと

広い空港内でレストランを探し回り、

昼食に蟹のドリアを食べたりしていたら時間はあっという間に過ぎた。

 空港入ってすぐにブランド化粧品売り場があったがそこは通り過ぎて、

シャトルトレーンの乗り場に降りるエスカレーターの傍のショップで

頼まれてきた化粧品を買った。

 なぜこんな細かいことを書いているかというと、

次回行ったときに迷わぬためである、とここまで書いて、思わず苦笑した。

 もうこれが最後の海外旅行とあちこち触れまわって行ったのではなかったか。

 枯れそこないのおばあさんである。

 遙ちゃん一家には世話になったね、

あの人たちもくたぶれたはずだよね、また来てくださいっては言わなかったよね、

と帰路の機内で妹と笑い合っているうちに福岡に到着した。

 福岡に戻ったあとも、まだ荷物の受け取り、国内線空港へバスで移動、

その後、妹を博多駅まで送り、地下鉄でわが家に帰りついたら7時になっていた。

ソウル―福岡の飛行時間は短くても、海外からの帰国には違いなく、一日仕事であった。

 帰国した次の日、妹が弟に、楽しかったからまた行きたいねと電話したら、

今度はお姉ちゃんと二人で行っといでと言われたそうである。

また一緒に行こうとは言わなかったよ、

やっぱりね、おばあさん二人を守りするのはあの人たちも大変だったんだろうね、

と二人でまた笑った。

               ↓   仁川空港内で。

        

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