近所にスポーツジムがある。
たぶんプール通いの子供だろう、6歳か7歳くらいの子をお父さんが説得している。
子供は、やだあ、やだあと大泣きをしている。お父さんはなだめる。
子供はお父さんの腕を引き、帰る帰ると足を踏ん張る。
見ているこちらは涙が出そうになる。
子供とはいえすでに意思のある年齢である。よほど行きたくないのだろう。
プールなんか行かないでもどうってことないのになあ、はいはい、わかったよと一緒に帰ってやったらいいのに、と思う。
しかし、バアサンもその昔似たようなことをしてきているのである。
すまなかったなあ、息子よ許せ、といまさらになって思うから余計つらいのである。
暖冬ですね、もうお隣の梅が咲きました。