風子ばあさんのフーフーエッセイ集

ばあさんは先がないから忙しいのである。

やだあ、やだあ

2020-01-25 15:44:35 | 日記

   近所にスポーツジムがある。

たぶんプール通いの子供だろう、6歳か7歳くらいの子をお父さんが説得している。

子供は、やだあ、やだあと大泣きをしている。お父さんはなだめる。

子供はお父さんの腕を引き、帰る帰ると足を踏ん張る。

 見ているこちらは涙が出そうになる。

子供とはいえすでに意思のある年齢である。よほど行きたくないのだろう。

プールなんか行かないでもどうってことないのになあ、はいはい、わかったよと一緒に帰ってやったらいいのに、と思う。

 しかし、バアサンもその昔似たようなことをしてきているのである。

すまなかったなあ、息子よ許せ、といまさらになって思うから余計つらいのである。

            

         暖冬ですね、もうお隣の梅が咲きました。

コメント
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