MFコミックスアライブシリーズのガルパンコミック、「ガールズ&パンツァーの日常 4コマコミックアンソロジー」もはや3冊目が出ています。発売日は2月23日でしたが、ひと月後の3月23日には4冊目が刊行されるそうです。最近はコミックス関連の発売スピードもプラモデル同様、早くなってきているみたいですね・・・。
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先週に、アニメイト京都店で見かけて、ああもう発売されてたのか、と気付きまして買いました。レジで購入特典のポストカード(上図右)をいただきました。
内容は、タイトルの通り、ガルパンキャラクターたちの日常4コマ漫画集です。勇壮な戦車戦のシーンは一切ありませんので、戦車が見たい、という方はプラモデル製作の方を頑張りましょう。
先日、模型サークルの定期会合にて、アニメ部会のほうでガルパン「最終章」第1話の話題が盛り上がっていました。私も引っ張られて話の輪に加わりましたが、皆の目下の関心は、「果たして大洗が優勝するのか?」でした。
それで、「優勝すると思う人、手を挙げて」となりましたが、交流参加のモケジョさんたちを含めて誰も手を挙げませんでした。その結果に「なんで?」と異を唱える人も出ませんでした。
見ていて、ガルパンのストーリーに対しての期待というものが、公式や製作側の思惑がどうあれ、ファンの方では違う方向に向かい始めているのではないかな、と思いました。今までの流れを見ると、とにかく大洗の都合が優先、舞台となった大洗の商店街の事情と絡めての方針が優先、という感じになってきているので、多くのファンがそれに飽きつつあるのではないかな、と思います。いつまでもワンパターンなのか、もっと違った新鮮なガルパンのストーリーというものは作れないのか、という意見もネット上では見かけるようになっています。
それを制作側も察知しているのかもしれませんが、とりあえず「最終章」第1話では、大洗の景色が一切登場しませんでした。大洗女子学園のストーリーは学園艦を舞台としてまとまり、BC自由学園との対戦を他の場所で展開させていますので、聖地大洗との関連性は薄められています。むしろそのほうが、物語の展開を大きく広げられるし、新しい要素をふんだんに盛り込む事も出来ます。
一度は大洗女子学園も負けたらいい、いつまでも勝ち続けるチームなんて、現実では有り得ません。アニメだから勝ち続けていても当然なのか、というと、やっぱり違和感を禁じ得ません。
なにしろ、「最終章」のテーマの一つが、河嶋桃の留年危機阻止、であるわけです。それが優勝を前提としているのかというと、必ずしもそうでは無いだろう、と考えます。準優勝でも充分ではないかな、と思います。要は河嶋桃が隊長として率いる大洗女子学園チームが一定の実績を示し、もって河嶋桃の評価を不動の位置に押し上げれば、事は足りるような気がするのですが・・・。