<鼻歌で散歩>

くも膜下出血で受け死にかけました。鼻歌を歌って散歩しながら体力つけて100まで生きるつもりです。

スズメと高血圧

2005-07-18 10:13:36 | ガルマルの鼻歌で散歩
今日は朝からスズメが庭に来ていました。つがいのようでした。人間がいるかどうかを伺うようにしながら、庭におりていきました。たぶん、地面の虫を食べているのだと思います。庭の花に悪さをする虫を食べてくれるんだと思っています。時々、せっかく育てた作物を食べたりして憎たらしいところもありますが、その作物に害を与える虫も食べてくれるのでありがたいと思います。

まあ、こんなスズメですが、中国では、毛沢東が作物を食い荒らして農業生産をさげるとして皆殺しを命じたことがあります。それはそうでしょう。せっかく育てた稲が収穫間際にスズメに食い散らかされたら誰だって頭に来ます。特に、毛沢東のようなすべてが自分の言うままになると思う共産主義者にとっては我慢ができなかったに違いありません。

農民は偉い毛沢東のいうがままにスズメを捕獲し続けました。その結果、何が起こったのでしょうか。確かに、スズメが減ったので、スズメが米を食べる量は減りました。でも、スズメは米を食べるという悪いことをするだけの生き物ではなかったのです。同時に、色々な虫も食べていました。その虫の中には、農作物に大きな被害を与える虫もいました。そんな虫達を食べていたスズメがいなくなったために、虫の被害があちらこちらに出るようになりました。農作物の被害はスズメのいた頃よりも、スズメがいなくなった頃の方がはるかに大きくなったのです。

私は共産主義というのは、科学を教祖とする宗教だと思っています。ちょうど、キリスト教がキリストを教祖とするのと同じです。そして、科学というのは、この毛沢東のスズメ撃退命令に象徴された愚かな面というのがあります。それは、生き物などに一つの役割しか与えないということです。スズメは農作物に害を与えるという役目を与えます。そのせいで、虫を食べるということを考えることができません。これが、還元主義という科学の長所であり、欠点です。一つの面でしか物事を切り取ることができないのです。だから、スズメを作物を食べるという側面でしか切り取れなかった毛沢東は、スズメ殺しをやらせたのだと思います。たぶん、スズメの歴史の本では、舌切り雀の悪いおばあさんと並んで毛沢東が、スズメの最大の敵であると書いてあるに違いありません。

これが高血圧を薬で治したくない理由です。薬を飲めば確かに血圧は下がるでしょう。科学とは、一面からしかみませんから、血圧を下げるということしか考えることができません。でも、考えてみてください。私の体が血圧を上げるというのは何か理由があるはずです。その理由はむやみに血圧を下げると悪いことが起こるような理由かも知れないと思います。だから、総合的に体を見ることで血圧を考えるべきだと思っています。スズメと高血圧の関係はここにあります。科学的なもののみかたでは、やっぱりいかんでしょう。もっと、色々な角度から自然を観るべきだろうというのが、高血圧を薬で下げたくない理由なのです。

女子バレーがキューバに負ける

2005-07-18 07:59:40 | ガルマルの鼻歌で散歩
というわけで、私にしては珍しく、スポーツネタです。昨日は女子バレーを観ていました。ところが、あまりにも、審判が日本びいきなので、キューバがかわいそうになって途中で観るのをやめてしまいました。キューバはオリンピック3位だそうで、とてもつよいチームなので多少のハンディキャップが必要だったのかも知れません。

それにしても、サッカーもそうですが、ときどき、攻撃する方向をかえるのはやめて欲しいと思います。サイドが変わっているのに気付かず、危うく、キューバの応援をしそうになりました。着ているユニフォームの色で覚えればいいのでしょうが、なかなか覚えられるものでもないし、キューバだと髪の毛の色が日本と同じなので遠目にはわからないのですよね。

こんなことを言うのも、私があまりスポーツに関心がないせいですが、まあ、今度は応援するチームをまちがえないようにしよっと。