我が家は旧盆なので、本日は盆行事の準備でばたばたした。
仏様をお迎えするための馬と牛を作るのはずっと私の役目だった。
小学生のころから作ってきたが、今年は自分の息子と一緒に作った。
馬、牛の本体はそれぞれきゅうりとなすで、ともに目はあずき、耳は南天の葉、尻尾はとうもろこしの毛、足は麻がらである。
もう少し凝ったつくりにする場合はインゲンで鞍をつくるが、今回はそこまで手間はかけなかった。
自分が子供のころは少々めんどうくさく感じていた作業だった。そう思う人が少なくないのか、最近は何年も使えるわらで作った既製品も売っている。宗教も複雑化したことで盆行事そのものがあまり重要視されなくなっているのはいたしかたない。
私は風習を自分で断ち切る勇気もなく続けてきたが、最近は親子で引き継ぐ作業ということを思い、行事の準備自体が先祖と子孫の接点を維持するとても大事なことのように思えてきている。
面倒くさがっていた私と違って、息子は興味を示しながら手伝っていた。誰に似たのか良い子なのである。これから徐々に役割を移していくつもりだ。
行事というと義務っぽい感じがしますが、イベントっていうとなぜか能動的な感じがする。カタカナ言葉とは便利なものです。
家族が一緒に暮らすなら、一緒になってやるイベントはあったほうがいいと思います。そういうイベントが思い出になって、家に愛着がわいてくる。そして家を長持ちさせる、そんなことを考えています。
ハンミョウは 子どもの頃も私の子どもが小さい頃もよく見てましたけど みちしるべね そうなんですか 知りませんでした
なすびときゅうりはお月見の時にしませんか 月からの使者をお迎えするのかなあ でも お盆だって死者をお迎えするから 馬や牛がいるんですかね
それにしても 親子3代の我が家のイベントってことですよね その行為がすばらしい