左の天気図は20140826の天気図です。日本の上空にある前線は秋雨前線の可能性がありますね。
南にある太平洋高気圧、北にあるオホーツク海高気圧さらに大陸の高気圧はどれもほとんど停滞しているようです。それぞれの高気圧の間で前線がほとんど停滞しています。こういう状況で前線に吹き込む南と北の高気圧からの湿った空気が大量の雨を降らす原因と言うことです。前線の北側に入ると大気はヒンヤリしますが南側に入ると蒸し暑くなります。6月~7月の梅雨前線のときと同じ状態と考えると良いでしょう。南北高気圧の勢力争いが拮抗している証拠です。
この状態が長く続くと作物に重大な影響が出てきます。つまり日照時間不足になり作物の生育が遅くなるからです。先ず野菜の価格高騰それから稲の結実不良などが発生する場合もありますね。もちろん自然災害の発生にもつながることはTVや新聞報道などでご存じの通りです。お互いに気を付けましょう。
将来天気をコントロール可能な時代が来たら生活様式がどのように変わるのかなどと考えると楽しいですね。