寓居人の独言

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記憶に残っている映画 (60) 「黄金狂時代」

2016年11月28日 21時55分52秒 | 寓居人の思い出話

 チャップリンの映画については「前に独裁者」を記事に

しました。そのほかにも数本の映画を見ています。どれも

喜劇王としてのチャップリンの面目躍如たるものでしたね。

中でも最高の映画作品は今回の「黄金狂時代」かもしれま

せんね。内容については少しだけ書きますが、名場面のい

くつかを紹介したいと思います。

 話は「金鉱探し」つまり”山師”の話から始まります。チ

ャーリーは猛吹雪の中這々のていでたどり着いた避難所の

ようなところで、おたずねものにであう。しばらくして本

物の山師がやってくる。3人は共同生活をし始めたが食う

に困る始末になる。お尋ね者と山師はチャーリーが鶏に見

えるようになる。チャーリー達は履いていた靴まで食べて

しまう。麓に戻ったチャーリーは酒場で恋をする。その酒

場で知り合ったビッグと艱難辛苦の末近郊を発見し大金持

ちになった。

 本編のクライマックスは崖の上の小屋が崖から落ちそう

になりその中にチャーリーがいる。崖はものすごく高く落

下すれば確実にお陀仏だ。

 この作品には、社会の笑いとペーソスそして冒険と貧困

そして大金持ちといういろんなジャンルの生活状態が見事

に表現されています。私の見た「黄金狂時代」は古いヴァ

ージョンで音声もなく画面はざらついていましたが、それ

を上回る価値があったと思います。その後トーキー付きバ

ージョンがでましたが、こちらはアカデミー賞にノミネー

トされました。

 

 

 

 

 

 

 


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