寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

となり組

2016年01月13日 23時19分10秒 | 寓居人の思い出話

 贈与ということで思い出したことがあります。70年

以上前の戦争中のことでしたが、町内会という組織が

あって、食料も物資もないという時代に政府主導?で

組織されたもので隣組の歌までありました。

 トントン トンカラリと 隣組

 格子をを開ければ 顔なじみ

 廻して 頂戴 回覧板

 知らせられたり 知らせたり

 隣組では夫や息子が出征していった家を全員で見守る

ということが日常的に行われていました。例えば夕飯の

お菜を少し余分に作ってお裾分けと言って差し上げる。

 よい習慣だったと思うのですが、現代に当てはめると

どうなるでしょうか。そのようなことは私の住んでいる

地域では滅多にありませんねえ。むしろお裾分けで差し

上げると、相手方に何か負担をかけてしまうというので

しないようです。

 モノのなかった時代には、例えば食べ物の好き嫌いと

いうのはほとんどありませんでしたが昨今は家族の中で

も好き嫌いがあってお菜を作るのも大変になってしまい

ました。何か寂しい感じがしてしまうのは年の所為でし

ょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


相続と贈与

2016年01月13日 15時29分22秒 | こんな出来事がありましたよ

 私のゼミの第1回目の卒業生がN証券会社に就職して

数年後にはいろいろな資格を取れたとの報告を受け取っ

たことがあります。それから20年以上が経過しましたが、

まだ元気に仕事を続けていると年賀状に書いてきました。

 彼女は結婚して2人の子供を育てながら頑張っているよ

うです。その彼女が私の年齢を考えて、そろそろ資産の

贈与とか相続について考えてみませんかと電話してきま

した。家に来てくれるというので、待っていました。

 もうすぐ傘寿を迎える私には贈与とか相続の対象になる

資産などありませんが長野県に所持している幾ばくかの土

地のことを相談してみることにしました。

 一般論として話が進みました。わずかばかりの資産であ

っても税金額を少しでも少なくする方法があるという話に

なりました。税金徴収の仕組みを熟知するといろいろな方

法で節税することができるというか本来収める税金額が増

減することがわかりました。生前贈与すると得な場合があ

るようです。詳しい話はここには書けませんが、税金の話

というのは面白いですね。

 久しぶりに会った彼女は話をしている間生き生きした目

をしていました。