都内感染20〜30代が過半数 英イングランドでも40歳未満8割
2021/06/26 21:11
(産経新聞)
東京都内の新型コロナウイルス感染者のうち、20代と30代の割合が6月に入って過半数となっていることが都の公表データで分かった。月ごとで半数を超えるのは昨年8月以来。60代以上は減少傾向で、社会の中で活動的な若年層への感染が顕著な状況だ。重症化しやすい高齢者に感染を広げる可能性が指摘される中、ワクチンの集団接種で若者を優先する自治体も出ている。
東京都の公表データを月ごとに年代別で集計したところ、20代は第3波ピーク後の2月に全体の19・0%(2091人)だったが、6月は25日時点で30・5%(3214人)を占めている。30代も4月以降、増加傾向で、6月は19・8%(2089人)となった。