ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

合唱の発声

2014-04-30 06:57:25 | 合唱

発声前の準備運動

 

発声の前に、軽い準備体操をすることが、あります。

某、合唱団では、ラジオ体操を取り入れています。

短いラジオ体操は、よくねられた、体操です。

 

以前勤め先では、朝の仕事開始前や、仕事の合間の10時とかにも、このラジオ体操の

曲が流されて、一部の者が、参加していました。

 

体操が終わると、発声に入ります。

これは、合唱団によって、実に様々です。

指導者が、音だしと称して、「あー」と発声することが多いようです。

「あー、あー、あー、あー・・・・」

「あー、うー、おー・・・・」

「m-m-m-」とハミングですることもあります」

次には、和音を作ったり、半音づつ上がっていく。

半音づつ下がる。

 

そして、練習する曲に応じて、準備となる発声をしたりします。

 

曲が外国語の場合、たいていの人が苦手というか、注意しなければならない、発声を要する

「a、u、o」をはじめとする「a、i、u、e、o」などを外国語を意識するような発声になるような

発声をしたりします。

準備としては、これが重要になります。

 

合唱歴があっても、深い発音をしていない合唱団は、幼い感じになります。

 

某指導者は、大人の声でと、注文を出しました。

口を大きく開けて、明るい発声は元気よく聞こえます。

しかしながら、落ち着いた声にはなりにくいものです。

深い発声は、声がまじりあうという効果もあります。

高校生の時に、校内コンクールがあって、学年ごとに合唱を聞かせて、順位をつけました。

 

順位は3年生が一位、続いて2年生、1年生の順となりました。

3年ともに学んだことで、まとまりのある声になると言える出来事でした。

 

年を重ねていけば、上達はするかもしれませんが、一人ひとりの意識の度合いが常用な要素です。

一人ひとりがマイペースでいいのですが、ともに演奏する。同じ演奏を心がけるという姿勢は不可欠なこととなります。

 

にじみ出る個性はあってもいいのですが、合唱を阻害する、邪魔になる個性は、秘めましょう。

日本の音楽教育は斉唱が主。

合唱には障害となることも。

海外の、合唱団を一度、聞いて、どう違うか、何が違うのか、身をもって体験してほしいと思います。

 

自分にできること、皆でできることを、増やしていってください。