本番を一週間後に控えての練習がありました。
練習の前半は、本番での演奏曲をおさらいしました。
後半では椅子を片付けて、本番の舞台を想定して、の並びでの練習でした。
一か月ほど前は、まだまだ練習しないととの状態でした。
前半の練習でも、「うーん」と悩んでしまう状態でした。
毎回の練習に比べて、本番が近づいて来ると、練習成果がこころなしかアップしているように
思えます。
本番で飛躍できる。
本番を体験すると、1歩も2歩も、前に進むとよく言われています。
負荷が、良い影響を与えるからだろうと思います。
過去の演奏の記憶を振り返ると、苦労した演奏ほど、記憶が深いものです。
本番を終えての感動も、苦労に比例して大きくなるように思います。
ただし、前向きに練習するに限るのではないかとも思います。
演奏会は、発表ではないとも言います。
演奏会は、お客様のために、演奏家が自分たちの力を最大に、お客様の力をいただいて、
実力以上に、演奏することを課せられているのだと考えています。
自分の満足だけで演奏するのではなく、お客様に曲を届けるのです。
もうすぐ、10年を迎える祭典、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2014が国際フォーラムとその周りの
沢山の会場で開かれます。
アマチュア、プロ、小編成、中編成、大編成、と様々なアーティストが集います。
出演アーティストは2,000人以上、300以上のコンサートが連日開催されるそうです。
来場者は、昨年までで、のべ574万人とか。
今年は、10周年ということで、今までと違う催しもあるようです。
演奏する者、演奏を聴くもの、楽しむ者。
楽しみ方は、ひとそれぞれです。